おとぎの国へいらっしゃい♪【イナイレシリーズ】 (ページ15)

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人魚姫～風丸一郎太～ページ15

柚月妖狐さんリクエスト！

とても遅くなってしまいました…

何回か作ったんですけどエラーになっちゃって…

すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ！

～～～～～～～～～～

風丸side

綺麗な歌声が耳元で聴こえる

誰の歌声なんだろう…

俺は確か、召使いたちと船で海に出て…

海に放り出されたはず…

風｢うぅ…｣

目を開けるとそこは海辺だった

だが、俺の国ではない。

確か…隣の国…

？｢あぁ～！起きたんですかぁ？｣

そう言いながら走ってきたのは隣の国の姫の聖華クブス

こいつは顔はまぁまぁだが、性格はひん曲がっている

そんな奴が俺を助けるのか…？

疑問に思いながらもクブスに礼を言った

風｢クブス…お前が助けてくれたんだよな、ありがとう｣

ク｢いえいえですぅ～｣

？｢はい!?｣

クブスが話したと同時に岩陰から驚いたような声が上がった

岩陰に近づこうとするとクブスに止められた

ク｢そんなことよりぃ～私の城に行きましょうよぉ♡｣

岩陰が気になりながらも俺はクブスについていった

貴方side

私は今日も海面から顔を出して人間の住む世界の様子を伺う

貴｢いつもいつも人間は楽しそうだな…｣

そしていつもどおり大きなため息

人魚界では海面には出てはいけないという法律がある

人魚界の姫…そんな私が法律を破ってまで海面から出るのには訳がある

それは人間の王子様を見たときからだ

私が好奇心に負けて海面から顔を出すと船にはかっこいい人間の王子様がいた

そんな王子様に私は一目惚れした

それからは毎日海面から顔を出して王子様を待っている

今日は運がよく王子様がいた

王子様は楽しそうにしているな…っと王子様を観察していると突然雨がザーザーっと降り、強い風がビュオーっと吹きだした

そのせいで海は大荒れ

ついに船の上にいた王子様は船から投げ出されてしまった

風｢うわぁぁぁ！！｣

貴｢間に合って…！！｣

いつもは出さないような力を出して精一杯王子様のところに向かって泳いだ

そしてギリギリ助けることができた