隠ｼ隠ｻﾚ【鶴丸国永】 (ページ10)

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そこから、俺に心を開いたのか、

そのAという女子は、

毎日毎日、俺にその日あったことなどを

話してくれた。

こうも人間が話をしに来ると、

退屈ではなくなる。

｢それでね、国永さん＿＿＿＿＿｣

｢そんなことがあったのか！そいつは驚きだな。｣

＿＿

｢＿＿国永さんはなんで、ずっとここにいるの？｣

｢何故＿か。俺はここの山の奥にある木小屋に住んでいるからさ。山で食材も、水も調達できるから、
基本、ここから出たことは無いな。｣

｢そうなんだ！1人で、寂しくないの？｣

｢前までは退屈だったさ。けど、君が来るおかげで
退屈ではなくなったな。ははっ。｣

｢それならもっと、私が楽しい話をしてあげる！
国永さんが寂しくならないように！！｣

｢＿＿＿＿あぁ。｣

こうも純粋な子だと、

隠そうにも隠せない、が。

俺はこの子を隠したいそう思ってしまう