四十一 ページ45
三日月を見ると、髪が少し濡れていて、
服も、寝間着に変わっていたことから、
お風呂に入ったんだな とわかる。
三日月｢道に迷っていたのか。審神者部屋まで
俺が送ってやろう。｣
『あ、ありがとう．．．。』
三日月｢…して、俺達の元へ来なかったが、
何をしておったのだ？｣
『あ、えっと…光忠のお皿洗い手伝ってて…』
三日月｢そうだったのか。偉いな 主は。｣
"よしよし" そう言い
ニコリと微笑みながら頭を撫でる三日月は
もうそれはとても美しかった。
三日月｢さて 部屋まで送る。 三条の部屋は
分かるだろう。なにか困ったら
俺たちの所まで来ると良い。｣
『ありがとう、三日月。』
三日月は私の手を引いて歩き始める。
少し歩くと審神者部屋についたようで
三日月｢ここが主の部屋だ。好きに使うと良い。
では俺は部屋に戻る。｣
『あ、ありがとう三日月。また何かあったら
お願いします…』
三日月｢あいわかった。｣
三日月は元きた廊下の道を歩いていく。
それを少し見送ると、襖を開けて部屋に入る。
少し埃があったりしたけど、
手入れ部屋みたいにやれば綺麗になるかな…？
と思い目を瞑って霊力を放出する光景をイメージする
すると、パッと雰囲気が明るくなり、
目を開けるとホコリなどはなくなっていた。
よし、これで使えそう。
部屋を見渡すと、
本当に殺風景だった。
必要最低限のテーブルと、デスクとイス。
タンスに押入れ。 本当にそれだけだった。
誰かが全てを持って行ってしまったような。
そういえば、こんのすけを呼ばなければ。
『こんのすけ〜？』
ポワっ
こんのすけ｢はい、どうなさいましたか？｣
『あ、えっと…私ね、明日、光忠たちと
万屋にいくんだけど．．．
その、お金とかが無くて．．．どうすればいいのかな
って』
こんのすけ｢政府に連絡してみますね。｣
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断花ひなの(プロフ) - Emikaさん» おぉ！本当ですね！気付かなくてすみません！また3章の方が落ち着きましたらまた直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月17日 11時) (
レス) id: 37a2156020 (このIDを非表示/違反報告)
Emika - 今さっきこの作品を見つけ、猛烈に興味をそそられ読んでおります。さて、四で「刀剣男子」と出てくるのですが、正しくは「刀剣男士」ではないでしょうか？生意気に申し訳ありません。今から続きを楽しみに読んで参ります。長文失礼致しました。 (2017年12月17日 11時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：断花ひなの | 作成日時：2017年9月25日 13時
