四十 ページ44
そこからお皿を洗うこと15分ほど。
全てのお皿を洗い終わる。
蜻蛉切｢終わったな。慣れない作業で
少ししか洗えていないのだが．．．
燭台切殿たちはこんな仕事をいつもしていたのだな。
本当に感謝の他ない。｣
燭台切｢まぁね！手伝ってくれてありがとう。
今日は3人だったからすごく早く終わっちゃったよ！｣
『大丈夫だよ光忠。困ったらいつでも呼んでね。』
蜻蛉切｢さぁ主殿。お送り致しましょうか。｣
『あ、ごめんね蜻蛉切。少し、光忠と話すことがあって。先に帰ってても大丈夫だよ。』
蜻蛉切｢そうですか…。了解しました。｣
そういうと蜻蛉切は厨の扉を開け、出ていく。
光忠｢あ、主。何か話すことがあるのかい？｣
『あぁ、うん。この本丸にあった
畑のことなんだけどね……。
まだまだ土を整備すれば使えそうだから、
明日、万屋に行って種と農具を調達したいんだ。
ついでに食材や此処に必要なものも買いたいんだけど。
だから、光忠が着いてきて、種とかを選んでくれると
嬉しいんだけど．．．』
燭台切｢僕がついていって良いのかい？｣
『もちろんだよ。寧ろついてきてくれると
助かるかな。荷物とかもあるから．．．』
燭台切｢ふふ。僕の仕事は種選びと荷物持ちだね？
わかったよ。｣
『そうだね。ふふっ。あともう1人くらい
ついてきてほしいから、小狐にでも
ついてきてもらおうかなぁ。その方が私も楽だから。』
燭台切｢オーケー。何時頃に行くんだい？｣
『朝餉を食べたらにしようかな。
あ、たった今、こんのすけに用ができたから
そろそろ行くね。夕飯、ご馳走様でした。』
燭台切｢うん。気をつけて戻ってね！｣
『うん。』
光忠と話すこと10分ほど。
扉を開けて、廊下に出て……から気づいた。
小狐たちの居場所がわからない。
•
あるくこと5分。
完全に迷ってしまった。
『三日月．．．小狐．．．』
三日月｢はて、主よ。こんな所で何をしておる。｣
『 ﾐ ﾁ ﾆ ﾏ ﾖ ｲ ﾏ ｼ ﾀ 』
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断花ひなの(プロフ) - Emikaさん» おぉ！本当ですね！気付かなくてすみません！また3章の方が落ち着きましたらまた直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月17日 11時) (
レス) id: 37a2156020 (このIDを非表示/違反報告)
Emika - 今さっきこの作品を見つけ、猛烈に興味をそそられ読んでおります。さて、四で「刀剣男子」と出てくるのですが、正しくは「刀剣男士」ではないでしょうか？生意気に申し訳ありません。今から続きを楽しみに読んで参ります。長文失礼致しました。 (2017年12月17日 11時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：断花ひなの | 作成日時：2017年9月25日 13時
