二十三 ページ27
A 視点
岩融｢主よ、その堅苦しい言葉遣いと呼び方をやめてくれんか。息詰まって仕方ない。｣
いきなり岩融様がそう言う。
『…といいますと？』
今剣｢ぼくたちのことはなまえでよんでください！
あるじさまに｢様｣つけされたら
なんだかきょりをかんじます…｣
三日月｢そうだぞ主。岩融らの言う通りだ。
気軽に呼び捨てをしてくれて構わん。｣
岩融様に続いて、今剣様、三日月宗近様も
言葉遣いをどうにかしようと説得している。
『そんな恐れ多いことできませんよ…
ましてやあなた方はカミサマですし………』
小狐丸｢…この小狐丸、ぬしさまに｢小狐｣と
呼んで頂きたい。｣
皆さんに言われては仕方がない。
小狐丸さまの寂しげな表情にやられてしまった。
『えと……頑張って、みる。』
『こぎつね……今剣…。いわ、とおし。三日月……？』
三日月｢それで良いぞ主よ。それではそろそろ夕餉の時間だから、燭台切のところへ参ろう。
夕餉を作ってもらわんとな。ははは。
主も腹が減ったろう？｣
『お腹は減りました、けど………』
燭台切さんって誰．．．？
その言葉を言えずにいると
今剣が心を読んだように教えてくれた。
今剣｢燭台切さんは おりょうりがとってもじょうずなんですよ〜！…さいきんは、まえのあるじさまが亡くなってからごはんをたべていませんでしたけど…｣
『そう、だったんだ。今剣、教えてくれて、ありがとう』
今剣｢…はい！あるじさま、他に聞きたいことはないですか？｣
『えーっと……本丸の間取りとかを、夕飯の後に教えて欲しいです。来たばかりで何もわからないから。』
三日月｢それなら俺が案内をしよう。｣
三日月が案内をしてくれるそうだ。
そして夕飯は大広間 というところで
食べられる人だけ食べるみたいだ。
でも今思えば三条派でない刀剣の方も
集まるってことだよね。
上手くやれる かな。
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断花ひなの(プロフ) - Emikaさん» おぉ！本当ですね！気付かなくてすみません！また3章の方が落ち着きましたらまた直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月17日 11時) (
レス) id: 37a2156020 (このIDを非表示/違反報告)
Emika - 今さっきこの作品を見つけ、猛烈に興味をそそられ読んでおります。さて、四で「刀剣男子」と出てくるのですが、正しくは「刀剣男士」ではないでしょうか？生意気に申し訳ありません。今から続きを楽しみに読んで参ります。長文失礼致しました。 (2017年12月17日 11時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：断花ひなの | 作成日時：2017年9月25日 13時
