十七 ページ20
A 視点
三日月宗近様に過去をお話することにした。
＿＿＿＿＿＿＿
私の親は元々、両親共に健康体であり、
特に異常もなく普通に過ごしていたという。
ただ、私が 血涙族 として生まれたために、
周りの人から家族皆で蔑まれたことで
親も私に偏見と気味悪さを抱いたという。
そこから幼稚園に上がり、
自然と目から出てきた血液により、
周りの子からも避けられ、
先生すらも近寄ってこなかった。
小学生時代もそのような扱いをされていた。
その時まではマシだった と思う
中学校に上がってからは
暴力と罵声の恐怖に怯えながら過ごしていた。
親からの暴力や罵詈雑言に加え、
学校中から蔑まれ、
暴力に耐え、溢れる涙…血すらを
皆は 気味悪がった。
ずっと 普通の皆みたいに友達が欲しかった。
お出かけしたりしたかった。
お母さんやお父さんと 遊びたかった。
何度も、死にたいと思いながら
自 傷行為をした。
けど、こんな理不尽なセカイに
まだ｢生きたい｣なんて未練があったのか
私は死にきることはできなかった。
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断花ひなの(プロフ) - Emikaさん» おぉ！本当ですね！気付かなくてすみません！また3章の方が落ち着きましたらまた直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月17日 11時) (
レス) id: 37a2156020 (このIDを非表示/違反報告)
Emika - 今さっきこの作品を見つけ、猛烈に興味をそそられ読んでおります。さて、四で「刀剣男子」と出てくるのですが、正しくは「刀剣男士」ではないでしょうか？生意気に申し訳ありません。今から続きを楽しみに読んで参ります。長文失礼致しました。 (2017年12月17日 11時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：断花ひなの | 作成日時：2017年9月25日 13時
