十六 ページ19
三日月宗近 視点
累が走っていった方に向かうと、
累は 木の幹にもたれかかりながら
彼岸花を持ち、血液を目から流し続けていた。
累に近寄って声をかけてみる
｢…累。｣
｢…っ！！(ﾋﾞｸｯ)……三日月宗近様．．．｣
｢あぁ言っているが、一期一振は根は優しい奴なのだ。
ただ…彼奴が特に前任からの信頼が厚く、
彼奴自体も前任を心から信頼しておった。
それ故に．．．心の傷が癒え切っていないのかもしれん。
だから．．．．．．ｯ!?｣
｢心の傷を負っているのはこっちも同じです
前任を亡くしたあなた方だけが
悲しい、苦しいとでも言いたいのですか？
カミサマだか何だか私にはさっぱりわかりませんけど
自分たちだけが苦しい なんて思わないでください。
……さっきのを見て、気持ち悪いと思ったでしょう？｣
…これは驚いた。
｢…累よ。俺は気味が悪い なんて思っていない。
もし話せるようなら、爺に話を聞かせてくれんか。｣
『…ｯ分かりました。』
累の壮絶な過去を知らない俺は、
話を聞いた後に目を見開いた。
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断花ひなの(プロフ) - Emikaさん» おぉ！本当ですね！気付かなくてすみません！また3章の方が落ち着きましたらまた直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！ (2017年12月17日 11時) (
レス) id: 37a2156020 (このIDを非表示/違反報告)
Emika - 今さっきこの作品を見つけ、猛烈に興味をそそられ読んでおります。さて、四で「刀剣男子」と出てくるのですが、正しくは「刀剣男士」ではないでしょうか？生意気に申し訳ありません。今から続きを楽しみに読んで参ります。長文失礼致しました。 (2017年12月17日 11時) (レス) id: 59dee8b593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：断花ひなの | 作成日時：2017年9月25日 13時
