俺は君に恋をした。【∞・紫】

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ーあなたsideー


A「信ちゃん居る〜？？」


信ちゃんから預かった合鍵で信ちゃんの家に入る。


突然呼び出されたかと思いきや、


信五「今日、俺んち入っててええから！！ほな、また夜な！！」


そう言って仕事場に戻っていった。


外は寒かったから今日はレギンスに黒いワンピース、ファーの付いたコートという服で来た

んだけど…


まだ信ちゃん帰っておりません。


どんだけ働けばあの人は済むんだろうか…


ふとソファーを見ると、ちーちゃんが体を小さく丸めて眠っていた。


寒いんかな…？？


ソファーの目の前のテーブルエアコンのリモコンがあるのを見つけ暖房を付けた。


A「にしても、相変わらず綺麗なお部屋ですね〜」


独身男性にありそうな洋服の脱ぎ散らかしも、シンクに溜まっているお皿も全て無かった。


全てが片付いていて男性が住んでいる部屋とは思えなかった。


『ニャーン』


気がつくと、ちーちゃんが起きて足元にいた。


A「ちーちゃん、かわええな〜」


そう言って撫でようとしたときだった。


『もう時間、無いんじゃない？』


A「え…？」


今の声って…



恐る恐るちーちゃんを見ると私を嘲笑うかのように


『ニャーン』


小さく鳴いた。

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錦戸亮

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