イナイレの世界3

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デザーム｢もはやお前達のシュートに興味は無い｣


そう言って、ボールを外に放り投げた。
なんでだろう、もの凄く嫌な予感がする


鬼道｢何を…！｣


ﾋﾟーーー！


｢やっとその気になられたようですね｣


デザーム｢審判。私とFWのゼルで、ポジションチェンジだ！｣


｢｢『！』｣｣


…ああ、嫌な予感ってこれかぁ…そっか、元々FWだもんね。
……いやいやちょっと待って、元々FWでGKの時にあの強さって事は…

これはヤバいぞ


鬼道｢フィールドプレイヤーとGKのポジションチェンジ？」


『…試合が止まってる時、審判に交代を言ってユニフォームを交換すれば、ルール上は問題は無いんだよね？』


鬼道｢あぁ…だが実際行う事は、滅多に無い｣


珍しいからね…しかも治兄に至っては元のポジションに戻っただけだし…


円堂｢デザームが、FWに…｣


デザーム｢あの男がいない今、興味はお前だ｣


円堂｢俺？｣


デザーム｢宣言する。正義の鉄拳を破るのは、この私だ！｣


円堂｢！｣





試合再開。鬼道君にボールが回った。
…が回った瞬間、治兄にボールを奪われる。

僕らはドリブルをする治兄に吹き飛ばされ、ついにゴールの前まで行かれてしまう


デザーム｢覚悟はいいか！｣


円堂｢来い！｣


デザーム｢グングニル！｣


円堂｢正義の鉄拳！！


…何！？うわっ！！｣


｢｢『！』｣｣


ﾋﾟーーーーー！


治兄のグングニルと、円堂君の正義の鉄拳…攻防の末、勝ったのはグングニルだった。

…まあ、薄々そんな気はしてたけど……


円堂｢そ、そんな…｣


デザーム｢言い忘れたが、私の本来のポジションはGKではない。


FWだ｣


鬼道｢まさか…｣


GKとFWって正反対だもんね…そりゃそんな反応になるわ。


そしてここで前半が終了した

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