今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:23,393 hit
小｜中｜大
7 ページ8
｢…んん！佐久間くん、表情を書く時のコツは？｣
佐｢コツ…あ！自分の表情をそのまま描くこと！｣
｢自分の…？｣
佐｢はい！楽しいシーンだったら、自分も楽しいので、そのまま笑顔！みたいな？｣
｢…ほう。｣
佐｢絵って、描いた人の気持ちが出るって言うじゃないですか？だから、感受性を豊かにすると、何か変わるかもしれません！｣
｢そういうことか…。感受性を豊かに…。｣
佐｢じゃあ、今日から特訓しましょ！｣
｢特訓？｣
佐｢まず、気分転換にランチ食べに行きません？｣
｢それも関係あるの…？｣
佐｢ま、まぁ、少しはあります！外出てお店で食べましょ！｣
｢外…。｣
佐｢あ、嫌でしたか…？｣
｢大丈夫。でも、人少ないところがいいかな…。｣
佐｢全然いいですよ！その方がゆっくり食べれますもんね！｣
いつもは絶対理由聞かれるのに…。
やっぱり佐久間くんは優しい人だ。
佐｢じゃあ、行きましょう！あ〜お腹すいたぁ！｣
大きな伸びをしながら佐久間くんが言った。
子供みたい…笑
佐｢今、子供みたいって思いましたよね？｣
｢…あ、バレた？｣
佐｢バレバレですよ〜！子供じゃないですからね！｣
｢…はいはい。笑｣
佐｢まだ思ってますよね〜？｣
｢う〜ん、どうかな？｣
佐｢もう〜！笑｣
佐久間くんは表情がコロコロ変わって面白い。
私も自然に笑える。
…あれ？私、佐久間くんのこと、苦手じゃなくなってきてる…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらもち | 作成日時：2022年8月1日 14時
