兄ちゃん系女子マネージャー。【ハイキュー】 (ページ45)

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番外編･翔陽の誕生日3 ページ45

日向side

『ん～！うまかったなぁ～！なぁ翔陽！』

日「う、うん…///」

カフェを後にしたおれ達。さっきの事がいわばカップルがやることだと気付いてからおれはなんだかボーッとしてる。

…ほんとにカップルだったらな……なんて。

『？翔陽？どした？具合悪い？』

そう言っておれの顔を覗き込むA。おれより背の低いAは必然的に上目使いになる。

日「///だ、大丈夫！全然元気だから！///」

『そお？ならええんやけど』

先を歩くAの袖やスカートがひらひら揺れて、すごく可愛い。今日は髪型もいつもと違うから、なんだかAじゃないみたい。
兄ちゃん、なんて呼ぶこともあったけど、むしろ姉ちゃん…いや、やっぱり彼女…みたいで、少しだけでも、自分勝手でも、カップル気分を味わえたと思う。

『もう大分いい時間やけど…このまま帰る？』

日「うん…そうだね！そうしよ！」

本当はもっと…なんて思っちゃうけど、さすがに子供みたいだし出来ないな。

『近場にこんなでっかいショッピングモールあって良かったなぁ～。また来ような！』

日「!!っおう!!」

「また」、その言葉が言葉で表しきれないくらい嬉しくて、それでもまた来たいっていう想いを込めて返事した。自分でもびっくりするくらい笑顔なのがわかる。

『でも結局ウチの買い物に付き合っただけみたいになってもうたよな、ごめんな翔陽』

日「全然！めっっちゃ楽しかった!!」

『…！そっか、ならよかった。…あ、翔陽』

日「ん？」

急に振り返ったA。おれが止まると、Aはこっちに歩いて来て、おれの手を掴んで、それから少し背伸びして＿＿＿

ちゅっ

そんな音が聞こえると同時にほっぺになにかが当たった。

日「………へ、」

『これは、ウチからの誕生日プレゼントや。今日はほんまにありがとうな、ウチもすっっごく楽しかった。…じゃ、じゃあな、また明日!!』

日「…え…っうん!!…っまた明日!!」

それしか言えずに手を振って別れた。

……ねぇ、A……

期待しても、いいの…？

───
番外編Fin
───

ぐたぐただ…ごめんなさい(ToT)
それでも書きたかったんです…

太陽みたいに明るくて、

いつでも前向き

何度も高い壁にぶち当たるけど、

絶対あきらめない

背中を押してくれる眩しいくらいの笑顔

そんな君が、今までも、これからも

ずっとずっと大好きです。

この世に生まれてくれてありがとう。

翔陽、誕生日おめでとう!!!

06/21

ぽーと