兄ちゃん系女子マネージャー。【ハイキュー】 (ページ28)

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兄ちゃん２７。ページ28

火曜放課後

澤「整列！」

大地さんの声で部員がバスの前に整列。

全「お願いしアース!!」

その後全員がバスに乗り、出発。

問題の翔陽はと言うと＿＿

田「おい日向！ポッキーやるぞポッ、!?お前何その顔!?」

日「えっ？あっちょっと昨日眠れなくて……」

ちょーおゲッソリしてる。
全く…休む時はちゃんと休まなやれるモンもやれへんっちゅうのに＿＿

日「あっ…ちょっ…窓…窓開けても良…ぅおえーーーっぷ!!!」

『………は』

田「うわあああ!!止めて！バス止めてえええ!!」

龍さんの叫び声で我に返る。

翔陽が龍さんの股間にリバース。
龍さんは泣き叫び、翔陽は隣のシートで伸びている。

＿＿＿カオスや……

『…じゃなくて翔陽!!とりあえずこの袋持っとき！龍さん!!ズボン脱いで!!こっちの袋に入れてください!!』

澤「(あれ)」

菅「(なんか)」

影「(予想以上に)」

3人「(ヤバい……!!?)」

大地さんたちが顔面蒼白になってる事すら気付かないウチは、翔陽と汚れてしまった龍さんのズボンの始末をテキパキとこなしていった。

全「(Aがいてくれてホント助かったあああ…)」

──

私立青葉城西高校

日「すみません田中さんすみません…!!」

バスを降りると龍さんに頭を下げ続ける翔陽。

龍さんのゲロジャージは現在3重に重ねたビニール袋の中に入っている。(ウチが指示した)

『はぁ……』

澤「悪いなA……お前の臨機応変さのおかげで助かったよ…」

『あいや別に…大地さんが気にすることやないですよ。緊張でガッチガチになるんは中学の時もまぁあったんで…』

澤「まさかここまでとはな…」

『流石にウチも予想外でした…』

試合はこれからだと言うのに疲れきったウチら。
なんとかならないやろか…

澤「とりあえず先行っててくれ。先生のとこ行ってくる」

『了解です』

他のみんなが歩いていく方にウチも向かった。

『龍さんさっきは翔陽がほんますいません…』

田「お!?いやお前が謝るこたねぇだろ！日向にも大丈夫だっつったし、気にすんな！」

『…ありがとうございます』

翔陽ええ先輩持ったなぁ…

＿＿と。

「～～」

…ん？なんだか喋り声が聞こえるな。

ウチらじゃない。青城の誰かか？

耳をすませば＿＿＿＿＿