もも君の妹はカルマ君に好かれています２〈つー〉【暗殺教室＆ももくり】

第６４章 ページ21

業side



俺達は旅館に着くとすぐ温泉に入り、浴衣に着替えて女子部屋と男子部屋に別れた。


渚君達に飲み物を買って行くから、先に行っててくれと話した。




部屋に戻ると、磯貝を中心に集まって何かをしていた。




業「へえ〜、面白そうなことしてんじゃん」




覗き込んだそれは、｢気になる女子ランキング｣。




業「えーちょっと、なんでAに２票も入ってるわけ？
俺の彼女なんだけど」




…まあ、１人は大体予想出来るけど。




業「磯貝とか入れてないよねー？」


磯「違う違う。
俺は絶対入れてないから、安心していいぞ」




まあ、そうだろうね。


確か磯貝の告白の練習に付き合ったって本人が言ってたし。




前「そういえばさあ」




空気を変えるように話を切り出したのは前原だ。




前「これずっと聞きたかったんだよなー。

カルマと桃月の出会い！」




…俺とAの出会い？




岡島「ああ！確かに気になるなあ！」




その言葉に岡島も便乗する。




うーん…出会いねえ。




業「あれは…確か入学式の時だったかなあ」




そう、入学式の日。


俺の全てが始まった。

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