王子？へぇ、興味無いや2

88話 ページ41

Aside



ぴ｢やっ、おはよ｣


『んー、おはよ』


ぴ｢もう大丈夫そ？｣


『大丈夫！ありがと‪w』


昨日、電話が終わった後散々悩んだ。珍しくバカ悩んで、悩んで悩み抜いて、私なりに結果を出したつもり。おかげでちょっと寝不足…


こ｢おはよ！｣


ぴ｢『おはよ』｣


こ｢…うん、今日は元気そうだね｣


『ころんに心配される日が来るとはなぁ…

…ありがと』


こ｢…………｣


ぴ｢…‪w｣


『ちょっと、なに顔背けてんのさ』


こ｢いや………ちょっと｣


ぴ｢(あ、ちょっと顔赤い‪w‪w‪w)

まあまあいいじゃん！早く学校行こ！｣


『…まあいっか、ころんの事なんて。そんな重要そうじゃないし←』


こ｢確かに重要じゃないけど酷くない？ねぇ｣


気の所為気の所為





ぴ｢でさぁ、気になってたんだけど…｣


『何？』


ぴ｢返事どうすんの？｣


『……うん。今日辺りにでも会おうかなって思ってる。いつまでも引きずってる訳にはいかないし』


ぴ｢そっか。ま、頑張んな｣


そう言い、私の頭をワシャワシャ〜っと雑に撫でる。やめれっ！！


『昨日頑張ってブローしたのに〜！やめてよ〜』


ぴ｢いや、なんか楽しくって‪w｣


『オイこら』


意外と時間かかるんだぞ知らねぇだろそんな事！！










『むむむ…』


現在スマホと睨めっこ中…


理由は簡単。なんて送ろうか迷ってる


ぴ｢……何してんの？難しい顔しちゃって｣


『いや…なんか……』


何て答えようか迷ってるとヒョイ、とスマホ画面を見られてしまった


ぴ｢あー…例のね。

なんて送ろうか迷ってんの？｣


『…そう、だね』


ぴ｢えー、簡単じゃん｣


そして私のスマホを奪い、勝手に文章を打ち始めた


『おいおいおい待て何書いてんだ？』


ぴ｢えーっと……ポンポンポン、と。これで完了！送っていい？｣


『まず何書いたんだよ』


ぴ｢えー？これ｣


そう言って、書いた文章を見せてきた。…ぴくとにしてはまともな事書いたな←


ぴ｢送ってい？｣


『…早いて、自分で送るよ』


ぴ｢無駄に律儀だね。書いたの俺だけど｣


『ちょっと黙ってて』





Aお久しぶりです。
あれからなんの連絡もせずにすみません。

今日の放課後、時間ありますか?

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