王子？へぇ、興味無いや2

82話 ページ35

莉犬side



今日は待ちに待った土曜日！！休日にAさんと会える！！最高…


莉｢…まだかなー(ボソッ)｣


ちなみに楽しみすぎて5分前ならず、10分前に来た←


『あ、莉犬さん。待った？』


莉｢Aさん！いいえ！全然待ってないで…

ふぐぅ…！！！！！←｣


『どうした！？

…あやっぱ服、変？ワンピースとか似合わないよなぁ私って…お母さんに着させられたんだけど』


莉｢そんな事ないです！｣


物凄く似合ってます！！お母様ナイス！！！


『そう…えっと、ありがとう？』


莉｢ふふふ……それじゃ、早速行きましょうか！


カラオケに！｣


そう！俺はこの日、Aさんをカラオケに誘ったのだ！！
最近行ってなかったのもあるけど……やっぱり人と一緒の方が楽しいからね！





『久しぶりに来たけど…やっぱ音大きいね‪w』


莉｢そうですね〜。まあ、慣れですよねこれは｣


『そうだね』


うーん、来たはいいものの歌うもの決めてなかったな…


莉｢何か歌いたいのありますか？｣


『え、特に。莉犬さんは？』


莉｢俺も特にないですね…｣


あ、そうだ。こういう時は前の人の履歴見よう()
………………あ、これ歌おう！

そう思い、機械に曲名を入れる


『…あ、いれたんだ』


莉｢はい！

それじゃ…小さな恋のうた、歌いまーす｣



〜♪



莉｢……ふぅ…｣


数分後、歌い終わった俺は頼んでおいたドリンクを飲む。あ”ー、美味しい…！！


『お〜…！上手いね！((ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ』


莉｢ありがとうございます！｣


ひゃー、拍手してもらっちゃった！嬉しいいいい！！


『…歌って疲れた？顔赤いよ』


莉｢へっ！？！？

…あ、ちょっと疲れちゃったかな〜？あははっ！｣


気付いたらAさんが顔を覗き込んでてビビった。

あービックリした。顔良いし好きな人だしで心臓バクバクよ…


『じゃあ…次は私かな？何歌おう………とりあえず思い付くのでいっか』


莉｢思い付きでいいと思いますよ！俺もそんなんだったし｣


『んー……

じゃ、Calc.で』



〜♪



莉｢おーー！！Aさん歌うまーい！｣


Calc.もいい曲だよな〜…まさか知っていたとは。ちょっと驚きかも


『全っ然。莉犬さんの方が断然上手いわ』


莉｢えへへ、ありがとうございます｣










その後も俺らは時間まで何曲か歌った。

『恋愛ソング多いね』って言われたけど…Aさんに気付いて欲しいから歌ってるとかじゃないから、うん

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