王子？へぇ、興味無いや2

71話 ページ24

｢ゴール！！1位は…





B組です！｣


｢おおおおおおお！！！！｣


｢やったああああああ！！！！｣


リレーの結果に1年、2年、3年のB組全員は大歓喜。

…まあ、私も一応その内の1人ではある。小さくガッツポーズをした


こ｢C組が終わった後は次は2年(僕ら)だね！｣


『そうだね。頑張んないと』


今回は前みたいなのないと思うけど…やっぱり気は抜けない。

…にしても……


『何でぴくとは近くないのかな〜。ぴくとが次だったらあんな事にはならなかったのに…』


こ｢それに関してはホントにごめん｣


『む〜〜〜』


｢続いては、2年生による全員リレーです｣


あ、来たわ。

出番が来たので、入場門へ移動し並ぶ





｢位置について、よーい……((ﾊﾟﾝ！！！｣


スターターピストルが鳴ると同時に第1走者が走り出した。

今のところB組は2位。なんとか頑張ってもらいたいところではある










『うへ〜まずい〜(小声)』


現在の順位は引き続き2位…そして次は私が走る番。なんとか私で抜けるといいんだけど…


｢パス！！｣


『はい！！』


1位のC組が隣でバトンを受け取ってから数秒後、今度は私がバトンを貰った。

走れ私！！！！！





ぴくとside



めっちゃ久しぶりの俺視点。どうもぴくとでーす←

今はAがバトンを貰って走ってるところ。
既に走り終わってる俺は観戦中


｢抜け東雲ー！！！｣


ぴ｢頑張れー！！！｣


｢抜ける！抜けるよこれ！！！｣


｢東雲ーーー！！！！！｣


ぴ｢！！｣


とここで順位に変化が！！Aが前のC組を抜いて1位になった！

流石俺のA！！←





Aside



走り始めて数十秒。カーブに差し掛かったところでなんとか抜く事が出来た。よくやった自分ｯｯ！！！


『パス！！』


こ｢はい！！！｣


『はぁ……はぁ………はぁ〜！！走ったわ〜…！』


ころんに無事バトンを渡し、レーンから退く。練習より速く走れた気がする


『…』


息を整えながらころんを見る。

無駄に足速いんだなー…とか、
無駄に爽やかだなー…とか、どうでもいい事を考えてしまう。
無駄に顔いいからなアイツ…


なんて思っていると、いつの間に走り終わったのかころんがこちらに来ていた。

やべ、リレーに意識向けないと

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