何故か隣の席の奴に凝視されてる。

偶然遭遇。 ページ19

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さっきの女子高校生が拡散したのか、俺の周りを女子が取り囲んだ。写真撮ってもいいかだの握手してくれだの、アイドル並のファンサを求められた。表情筋が、表情筋が…

やっと人だかりが散り始めた、と思ったら、目の前に見た事あるカラフルな方々が。



「……何でいるんスか」

「それはこっちのセリフだぜ！お前、それかっこいいじゃねぇか！周りの女子目がハートだったぞ？」

「凄い似合ってるよ〜！アールも見とれちゃってるもん♪」



アトムさんとエルさんから賞賛の言葉を貰い、アールくんに視線を向ける。すると、アールくんの顔が真っ赤になってた。聞くと、俺のコスプレのクオリティが高すぎたらしい。そういえば、俺のアバター剣士だもんな。アールくんは魔道士アバターだし…

でもなぜラグポの2人がいるんだ。アンタら何で来たんだよ！恥ずかしいから来ないようにチケットあげなかったのに…アトムさん、何でチケットあげちゃったの…



「せっかくだし、アール写真撮ってもらいなよ〜！はい、キラくん撮って」

「俺かよ！」

「別に俺は良いですけど…アールくん大丈夫ですかね」

「Aくんとキラさんが良いなら、お、お願いしようかな…？」



おずおずと俺の隣に立ってピースサインするアールくん。でも距離遠すぎない？1人分くらい空いてるけど、良いの？俺、嫌われてる？めっちゃアトムさんに寄せろ寄せろって言われてるけどアールくん来ない。

仕方がない、アールくん、もといエルさんには申し訳ないが、この手に出させてもらう…



「うっ、うわわっ」

「( 秘技、肩寄せっ )」

「( あ、アール死ぬ )」

「( 死ぬな )」



何故か兄貴が動揺して連写してたから1発喰らわせておく。連写すな。写すなら天使だけにしなさいよ。

一応全員にスタンプを押し、喫茶店に案内する事に。そろそろ上がってもいい頃だし。たぶんツバサ達驚くんだろな〜。




( …アール、生きてる？ )

(……惚れそうになっちゃったよ… )

( あれはヤバイだろ… )

( …………俺らのせいだよな、あのファンサ )

( …それは否めないな… )





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ビーのエルじゃないですよ…
そういえば昨日は豊永利行さんの誕生日でしたね！美声素晴らしい！シャイに息を吹き込んでくれてありがとうございます！おかげで耳が溶ける！！
そしてニコ超行きたかった！！(リア友は行った)



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