王子？へぇ、興味無いや

45話 ページ48

な｢えーっと…2人共景品が取れて引き分けなんだね！｣


『後輩に勝ちを譲ってくださいよ先輩』


さ｢いやいや先輩のプライドってもんがあってな…｣


このままやってもずっと引き分けな気がするんですが


こ｢もう普通に遊んだ方がいいんじゃない？｣


『その方がいいと思う』


ジ｢次も絶対引き分けやで｣


さ｢うーん…じゃあ、そうしようか｣


そーしましょ


さ｢あ、俺やりたい事あるんだけどさ、やっていい？｣


『いっすよ』




そして来たのは金魚すくいの屋台だった


さ｢金魚の尾ひれを当てないよーに…こうやるんだよ！！｣


『は？』


さ｢ゲームだよこんなのは｣


『ゲームじゃねぇだろ。どうやって一回転しながら金魚すくいが出来るんだよ』


おっとつい口が…
まあ、別に事実だしいっか！先輩が可笑しいんだよ、私は普通だからいいんだよ←


さ｢ふっ…本気出して500匹取っちまうかもな←｣


『確実に出禁でしょう』


まずそんなにいなくね


さ｢後でヨーヨーやろうかな｣


この人全部取りそう()





その後、他の人の行きたい所へ行った。

ななもり先輩はくじ引きで店員と心理戦を繰り広げてた。なんでも、祭りには必勝法があるんだとか←

どゆ事っすか。


莉犬さんは結構普通だった。普通にわたあめ貰ってたね。場の空気は冷めてました((





な｢それじゃあ、そろそろお開きにしよっか。東雲さんも、付き合ってくれてありがとね｣


『いえ、こちらこそ。今日は楽しかったです』


これは本音


莉｢Aさん｣


『ん〜？』


莉｢家まで送っていきます！｣


『そう？ありがとう』


ジ｢それじゃ、またね〜｣


さ｢ばいばーい｣





『今日も楽しかったな〜…』


さとみ先輩の金魚すくいには驚いたけど‪w


莉｢あの、Aさん。ちょっと聞きたい事があるんですけど…｣


『？』


莉｢ころちゃんの事…どう思いますか？｣


『ころんの事？』


聞くとコクッと頷いた莉犬さん。

どうねぇ……


『んー…

普段はうるさくてウザイけど、良い奴…かな？』


実際、今日奢ってもらっちゃったし…


『あれ、でも何でいきなり？』


莉｢……なんでもないです！少し聞きたかっただけなので！｣


『そう…？ならいいんだけど』


莉｢それにしても、Aさんの家楽しみだな〜｣


『至って普通の家だよ？』



莉｢(いきなりあんな事聞いちゃったけど引いたかなぁ…

でも、ちょっとでもチャンスは欲しい…じゃん？)｣

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