王子？へぇ、興味無いや

43話 ページ46

莉犬side



俺らは今、皆で祭りを回っている。
Aさんもいるし、今年は最高だな←

ただ、ころちゃんと手を繋いでるのか気に食わないけど！！ホンっトーにムカつくけど！！！


こ｢東雲は何か食べたいものとかある？｣


『うーん…かき氷。暑いし』


こ｢OK、買ってくるよ｣


『え、いいよ別に。自分で買ってくるし』


こ｢じゃあ一緒に行こ？｣


めっっっっちゃイチャイチャしてんだけどこの2人…

やだなぁ…


る｢莉犬((小声｣


莉｢なに？(小声)｣


るぅとくんが何故か小声で聞いてくるから、こちらも小声でそう返した。なんだろ…


る｢…羨ましいんだね、ころちゃんの事が((小声｣


莉｢………はあ？！なな、何言ってるのるぅとくん？！(小声)｣


る｢顔に書いてあるよ？羨ましいって((小声｣


…そんなに分かりやすかったかな


る｢素直に認めたら？好きなんでしょ、東雲さんの事((小声｣


莉｢？？！、！！？？！｣


る｢今1番リードしてるのはころちゃん…
取られるよ？いいの莉犬。

まあ、僕はどっちでもいいけどね((小声｣


莉｢…｣


認めた方が楽、か……



Aside



莉犬さんが何か変…いや元々変だけど←

ひたすら百面相してらっしゃる…一体何を考えてるんだろうか。まあ、私には関係ないし気にしなくていいな


『かき氷美味ぁ』


こ｢そう？良かった｣


『にしても…ホントにいいの？奢ってもらっちゃって』


これは流石に申し訳ない気が…


こ｢いいのいいの、僕がやりたかったんだし！｣


さ｢おお、ころんカッコイイ〜！←｣


ジ｢フゥ〜！←｣


こ｢う、うるさいよ2人共！！！｣


野次馬がうるさいな。そしてころんもうるさいな(辛辣)


な｢他には何か欲しいものとかある？お兄さん何でも買ってあげちゃう！｣


『結構です(即答)』


お兄さんて…いや確かに1つ上だけどさ。他人に｢何でも買ってあげちゃう｣はアカンで先輩…

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