王子？へぇ、興味無いや

4話 ページ5

Aside



どもでーす。さっきまで王子がなんちゃら〜って話されてました。訳が分からんかったね←

ぴくとの話によると、噂の王子達は1年に2人、2年に1人…つまりころんとか言う人、そして3年に3人、計6人いるらしい。
…なるべく関わりたくはない。だって面倒だし





ころんside



よく来るよね僕視点。まあいいけどさ。

今は放課後。
あの後なーくんにメールして”2人で帰ろう”と約束を取り付けた。今はそのなーくんが来るのを待っている


な｢ころちゃーん！｣


こ｢あ、なーくん！遅いよまったく〜…｣


な｢ごめんごめん、先生の話が長引いちゃってさ…何か話があるんだったよね？｣


こ｢あぁ、そうそう。
今日ね転校生が来たんだけどさ…僕らの事ね、興味無いって言ってたの！｣


とりあえず家に帰りながら今日の事をなーくんな一通り話した


な｢へぇー。珍しい、面白い子だね！｣


こ｢でしょでしょ？｣


な｢ころちゃん的にはその子の事どう思う？｣


こ｢うーん…今までに無いタイプで面白そう、とは思ったかな。後、純粋に話してみたい。ぴくと君とも仲良さそうだったし｣


な｢ますます面白そうな子だね！今度お話してみたいなー｣


なーくんが目をキラキラさせながらそう言う。なかなか珍しい光景な気がする


な｢今度教室に行っていい？｣


こ｢え、なんで？｣


な｢俺もその子とお話してみたいから！｣


こ｢…なーくんがそんな事言うなんて…珍しい｣


な｢あれ、ダメだった？｣


こ｢いや、ダメじゃないけどさ…会った事も無いのに…なんか、すごいなって()｣


僕は何を言ってんだ


な｢いやぁ、話聞いてたら気になっちゃって。

…あっ！もしかしてころちゃん、その子の事が好きだとか…！？｣


……………えっっっ！？！？えぇえ！？！？！


こ｢はっ？？てか、え！！？？？？そんな訳ないじゃん！今日会ったばっかだし！！｣


な｢あ、ただいまー！｣


そんなこんな話していると、なんと僕らの家に着いてしまった。待って待って、ある事ない事…いや、ない事ない事言われない？！


？｢おかえりなさーい｣


な｢ただいまーるぅとくん。今ね、ころちゃんがね〜…。！｣


なーくんが何か言う前に口を手で塞いだ。なーくんごめんね、でも変な事言われたくないからね！


こ｢なんでもないよー！；｣


る｢？？？｣


こ｢…なーくん？(小声)｣


な｢ごめんごめんw言わないよ(小声)｣


まったくぅ…

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