王子？へぇ、興味無いや

26話 ページ28

莉｢あ！じゃあゲームしませんか？｣


『誰と？』


莉｢俺と！｣


『えぇー…』


ホントこの王子達って爆弾発言するのが上手いよねぇ…

確かにゲームは好きだけどさぁ？


こ｢え！じゃあ僕ともやろうよ！｣


『やだ』


こ｢酷い！莉犬くんの時は断らなかったのに！！｣


『いや、断るつもりだし。アンタに誘われても結果は同じだよ』


ジ｢じゃあ今度から毎回休み時間に遊びに行くか｣


『もっと辞めてください』


貴重な休み時間を潰されてたまるか！


ジ｢貴重な休み時間潰されたくなかったら俺らとゲームする感じで←｣


『嘘だろ…？？？？』


莉｢なんのゲームがいいですか？｣


『わわわっ』


莉犬さんに手を引かれ、テレビの前へ連れていかれる


莉｢色々ありますよ〜｣


…ちゃっかり腕に抱きつきながらカセット見せてくるんですけどこの人……はぁ


る｢あ、じゃあこれとかどうです？｣


『あー…』


るぅとさんが取り出したのは某 土管整備士の車ゲー。久しぶりに見たわ


莉｢いいじゃん！
ね、Aさん。一緒にやりましょうよ！｣


『え〜…』


莉｢お願い、Aさん…｣


『………これやったら、秒で帰るから』


そんなさ、目をウルウルされたらさ、やるしかないじゃん？
…やっぱ私ってお願い事に弱いんかな


莉｢わーい！｣


でもまあ……莉犬さん嬉しそうだし、いっか。今日だけですが。

そして抱きつくの辞めましょうか。目線が怖いっす

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