王子？へぇ、興味無いや

13話 ページ14

Aside



『失礼しまーす』


…って、誰もいない…？
いや、本棚の裏かな。行ってみよう


『あ、いたいた』


本棚の裏に行くところんが座っていた。待たせすぎたかな…(王子呼びが面倒になって呼び捨てになった)


『ごめ、待たせすぎた？』


先生に頼まれ事をされて遅くなってしまった。流石に申し訳ないと思ってます


こ｢いや…そんな事ないよ｣


『そう？』


なら良かったわ。無駄な罪悪感を感じずにすむ(え)


『で？何の話すんの？？』


こ｢あ…｣


『…考えてなかったの』


こ｢…｣


スーっと目線を逸らすころん。オイ


『はぁ…』


こ｢うぅ…そんなため息つかなくてもいいじゃん！｣


『いや、当然の反応でしょ』


そう言うと少し顔を赤くする。何故


『…って、アンタやっぱ熱でもあるんじゃね？』


こ｢え？｣


『いや、｢え？｣じゃないでしょ。顔赤いよ』


こ｢あっ…｣


なんか話し方もしどろもどろというか…


『今日はもう帰ったら？』


こ｢だ、大丈夫だよ！熱なんてないし！！！！｣


うっさ。コイツ絶対猿とか呼ばれるでしょ←


こ｢大丈夫だし…それに……｣


『それに？』


こ｢それに…………


やっぱなんでもない｣


『は？』


言いかけて止めるの辞めようぜ。無駄に気になるから。てかなんなんこの時間



ころんside



危なっ！！！危うく変な事言うところだったんだけど！！！
はぁ〜…マジでちょーし狂う。

意識してからなんかちゃんと目を見て喋れないし、顔赤くなるし、しどろもどろになるし、……ドキドキするし。

ホント、恋って大変なんだな〜…

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