四十二. ページ20
...
昨日はあのまま結局寝てしまっていて
目が覚めた頃には朝日が昇って身体が冷えていて足なんか嫌なくらいに冷えきっていた
でも目覚めたとしても朝や昼は私の味方なんかじゃないから人間の頃は仕事のやる気であった源である太陽を恨めしく思いながら身体を丸めて私は今日も夜を待つの
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膝に顔を埋めたりして
日が沈むまでも結局ずっと眠ってしまっていた
ずっと小屋に居たものだから私は即座にそこを出て
また深い緑の中に飛び込む
向かう夜風が身体と心をさらに冷やすけれど痛みがきたと思ったら治って、の繰り返しで未だにこの感覚には慣れない
地上だと人に会いそうで怖いし、何よりも高いところは見渡しが良くて気に入っている。今日もぴょんぴょんと木々を無我夢中で進んでいた
「...〜、〜〜!」
「!....〜!」
私は足を止めた
こんな夜更けに人の声
若い男の人の声がひとつ、ふたつ....4人くらいかな?
その声はどんどん近くなってきて
ドタドタと足音が聞こえる
え、私鬼だよ?食べちゃうかもしれないし、来ちゃダメ
即座に方向転換しようと幹に捕まって体重かけてぐるりと体の向きを変える
私の視界に映っていた月とは少しの間さよならをして、森に沈んでいく
「っ.....!いたぞ!鬼だ!」
「...こんな離れたところにもいやがったか...!悪鬼め!」
月明かりが無くて全然見えなかった、
下を見ると怖い顔をしてこちらを睨んで見慣れた黒い服に刀を構える男の人が2人
『っ...!』
逃げなきゃ、殺されてしまう...!
本能が叫んだ
そこから必死で森を駆け巡って、
でもしつこいくらいに追い詰めてくる
後ろを振り返ったらすぐにでも殺されてしまいそうだしそんな余裕は無くて、早く逃れたい
、早く_______
「待て!...クソ、異常なほどの速さだ」
「水の呼吸 壱の型 水面斬り...!」
迫る剣士は技のようなものを出して
私の足場にあった枝を切り落とした
...
いつもこの小説に目を通していただきありがとうございます。皆様体調の方は大丈夫でしょうか。
私の通っている学校も5月まで休校になり毎日家で不安を抱えながら生活している日々でございます。これ以上被害が拡大しない為に皆様もどうか気をつけて、健やかな身体でまた日常に戻れますように。
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うなぎのたれ(プロフ) - わかめしさん» わあ、ありがとうございます!お優しすぎますよ...!読んでいただいて幸せです!!頑張ります! (2020年4月8日 12時) (レス) id: c4967ed5e3 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - とてつもなく胸がギュンとします!これからの展開がすごく気になります!作者さんのペースで更新頑張ってください! (2020年4月7日 20時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎのたれ(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます〜!ふたり共々赤面しまくる日々なので本当に幸せにさせてあげたいなって思います!励みになる言葉ありがとうございます! (2020年2月20日 21時) (レス) id: c4967ed5e3 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 包みが羨ましいなんて可愛い笑笑善逸も可愛いし! まとめて抱きしめたいぐらい2人が可愛くって絶対幸せになってほしいです! (2020年2月18日 8時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎのたれ(プロフ) - siriusさん» 楽しんで読んでもらってとても光栄です!可愛いおふたりをこれからも見守ってください!! (2020年2月1日 19時) (レス) id: c4967ed5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うなぎのたれ | 作成日時:2020年1月22日 16時