ペットショップラブモーション

Cat ページ2

Cat side









バンバンッ









子供「にゃんニャン起きてー!!!!」









止めてよ...寝かせてよ...









バンバンッ









子供「ねこしゃーん!!!!」









あぁっ...嫌だよ...助けてよｯｯ









有「こら！君達だめだよ？」









えっ...誰？









有「猫さん、おねむなんだって。しーだよ？」









助かった...









子供「はーい...」









有「ごめんね、もっと早く気付けば良かったね」








そんな事ない。お礼を言いたい









そう思って振り返った









有「あ、見てくれた♪ありがとう」









ドキッ









魅力的な笑顔が離れない









有「白い可愛い猫ちゃん♪」









もっと褒めて









痩せすぎて、売れ残ってしまった俺だから









今までずっと嫌われてた









有「でも、人苦手だろうな...」









違う、貴方なら許すからっ









気分屋な俺が好きになってやったんだからｯｯ









スリスリ









有「ｯｯ...きて、くれたの？」









「そうだよ」









そう言いたくて高い所にある貴方の顔を見る









幼い顔、クリクリした瞳









貴方の全てに惹き付けられる









お前にだけ甘えてやるからｯｯ








俺をつれてって下さい...









有「必ず迎えに来てやるから、待ってろよ」









そう言って貴方は店員の元へ行った









ガチャ









俺の後ろの扉が開いた









店員「さっき見てた有岡さんって人が来週迎えに来るって」









え？なんで？









店員「貴方に恋に落ちたんだって、来週給料日だからお金持ってなくてケージ変えなくて貴方に失礼だって言ってわ。優しい人に選ばれたわね」








ありがとう、選んでくれて









連れてこられた所には俺と同じ様に








今まで売れ残ってしまったハズの子が二匹いた









俺らがいる部屋は綺麗で広い









○「あの...誰に恋に落ちたんですか？」








○「俺、夫婦に選ばれたんですよ。お似合いの素敵な夫婦に」







「俺は_____」









そんな話が出来るなんて、有岡さんが大好きになっちゃうじゃん...

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