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ごめんごめん、でもね…俺が大ちゃんに対して感じてた事を大ちゃんに言われると思わなかったからさ…って言ったら、え？どゆこと？って身を乗り出してきた。
俺だって一緒だよ。俺の事多分1番わかってくれてて1番仲良いって思ってるのに、大ちゃんがわからなくて、でもそんな風に思ってるって知られたらガッカリされるんじゃないかなって思ってたし…ちーの時も、何で言ってくれなかったのって思ったけど、俺ちーの事なんとも思ってなかったし知った時はもう大ちゃんと付き合ってたし、別に怒るほどの事でも無いって思ったから何にも言わなかったけど、俺が気付かないくらい平気で嘘つかれたのは…ちょっと嫌だった。…だけどそんな事でいちいち怒るような心の狭いヤツって、嫌われるのが怖かったんだよね。
ちゃんと言えば良かったのに、自分が傷つくの…怖かったんだ。…ごめんね。
たどたどしいけど、さっきの大ちゃんと同じ様な趣旨を話す俺を、大ちゃんはビックリしてるような信じられないような顔で見てた。
え？なんでよ？俺、こんなわかりやすいじゃん？
そう言った大ちゃんと顔見合わせて笑った。
誰と一緒に居たって、楽しい時間を共有してたって、悲しい出来事に共感したって、それぞれ感じるものは人それぞれ違って。
今俺と大ちゃんが笑っていても、同じ思いで笑ってるのかなんて、やっぱわかんない。
でも、同じ思いでいたいと思って笑ってんなら、それはそれで価値のある事だと思うから。
分かり合えない寂しい世界が、少し言葉に出すだけで、分かり合おうと思うだけで、それだけで充分なんじゃないかな。って、今なら思う。
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もとか(プロフ) - ちこさん» 感想なんて頂けると思っておらず、気付くのが遅くなりました。とても嬉しいお言葉ありがとうございます。本当勝手なイメージですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2017年8月4日 0時) (
レス) id: c52394b53a (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - こちらの作品の伊野尾くんの心理描写が、自分に見えている伊野尾くん像に近く、頷きながら読ませていただいています。読み応えのある文章で、とても楽しいです。ゆったりと、こちらの作品の行く先を見届けさせていただけたら幸いです。更新頑張って下さい。 (2017年7月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 01135ac351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もとか | 作成日時：2017年7月19日 22時
