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隣の住人から年の離れた友達になった山ちゃんと過ごす時間は増えた。あまり自炊しないから、学校終わってレポートとかをファミレスやらで友達とやってた時間の半分くらいは確実に家で山ちゃんのご飯を食べながらに変更されたから当然だけど。
課題やレポートによって、友達のグループは違うけど、ほとんどのグループに大ちゃんは居たから、大ちゃんと一緒に過ごす時間も確実に減った。でも彼女でもなんでもないし、学校で普通に会うわけで、意図的に会う時間を減らしてるわけでも、ましてや避けたり冷たくしてるわけでもないので、なんで大ちゃんがそんな怒るのかわかんない。
えー？冷たくないよー。って笑って言うと、不満なのか、だって最近いのちゃん全然遊んでくんないじゃん…彼女でも出来たの？
彼女と言われて頭に山ちゃんが出てきた。そう、山ちゃんのやってる事ってやっぱ彼女みたいだよなーって思ってちょっと笑えた。
ほら、その顔。と大ちゃんに言われ、へー？何がー？と返すと、俺が時々嬉しそうなヘラっとした顔をしてると指摘された。
んー…山ちゃんに対して、全くその気は無いし寧ろあったら怖い。でも、山ちゃんは一緒に居て楽しいし可愛いとは思う。でも多分性格とか合わない。多分無条件に慕ってくれてるから嬉しいんだろうな。
彼女じゃないけど…と呟くと大ちゃんが被せて、やっぱ居るんじゃん。そーゆー子。って勘違い発言してきた。ちょっと面白いので、美人で笑った顔が可愛い、家でご飯作ってくれる子だよって言ったら、なんで言ってくんないの？今までは言ってくれたのに…ってなんか落ち込んでる。いやだって彼女じゃないから…。
なんでかやけに突っかかってくる大ちゃんにちょっとイラっとしてしまい、俺は言ってはいけない一言を言ってしまった。
だから彼女じゃないし、いちいち大ちゃんに言う必要ないじゃん。…大ちゃんだって、ちーの時言わなかったじゃん。
無意識に出た言葉に、あっと思ったけどもう遅い。大ちゃんの目が見開いて強張った。わかっててスルーしてきたのは俺だし今更大ちゃんを責めようなんて思ってもないのに…なんで出ちゃっんだろ。今間違いなく俺は大ちゃんを傷つけた。
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もとか(プロフ) - ちこさん» 感想なんて頂けると思っておらず、気付くのが遅くなりました。とても嬉しいお言葉ありがとうございます。本当勝手なイメージですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2017年8月4日 0時) (
レス) id: c52394b53a (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - こちらの作品の伊野尾くんの心理描写が、自分に見えている伊野尾くん像に近く、頷きながら読ませていただいています。読み応えのある文章で、とても楽しいです。ゆったりと、こちらの作品の行く先を見届けさせていただけたら幸いです。更新頑張って下さい。 (2017年7月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 01135ac351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もとか | 作成日時：2017年7月19日 22時
