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それは、山ちゃんが1番わかってんじゃない？と、とっても優しくない返しをしてしまったんだけど、俺だって答えなんて持ち合わせてないし、誰かの荷物を背負いたくない。
多分予想してた答えが返ってこなかったんだろうね。すげー目丸くして山ちゃんが俺の事見てる。あーあ口も開いちゃってるよ。だけど薄っぺらい同意よりはよっぽどマシでしょ？
いつもなら多分これで終わってるんだけど、なんか捨てられた犬感がすごくて、ちょっと可哀想になってしまった。ので、ほんの少しだけ俺の心の中を見せてあげたくなった。なんか誤解されたくなかった。
んー、俺は山ちゃんが色々考えて出した答えなんだから、結果間違ってたって思っても納得できるんじゃないかなって思ったんだよ。
先に言った言葉の理由を山ちゃんは黙って聞いていた。
だから良いか悪いかなんて俺にはわかんない。でもそんなん誰に聞いたって色んな答えが返ってくるし。でも山ちゃんが両親の事や自分の事ちゃんと考えて出た答えなら…それが正解で良いんじゃない？
ああそうだ、この話の時だった。
この後、いのちゃんはちゃんとヒトなんだねって言われたんだ。
なんの話だったか思い出してから改めて考えても、やっぱりわかんない。
多分俺は山ちゃんの意に削ぐわない意見を返した。肯定も否定もしないという意見。そんな俺をヒトなんだねって言う心理は…。
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もとか(プロフ) - ちこさん» 感想なんて頂けると思っておらず、気付くのが遅くなりました。とても嬉しいお言葉ありがとうございます。本当勝手なイメージですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2017年8月4日 0時) (
レス) id: c52394b53a (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - こちらの作品の伊野尾くんの心理描写が、自分に見えている伊野尾くん像に近く、頷きながら読ませていただいています。読み応えのある文章で、とても楽しいです。ゆったりと、こちらの作品の行く先を見届けさせていただけたら幸いです。更新頑張って下さい。 (2017年7月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 01135ac351 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もとか | 作成日時：2017年7月19日 22時
