◎ ページ23
.
『…まっ、んっ、んぅ…っ、』
俺が求めていたAから漏れる甘い声が脳内に響いて心地よくなる。
ニヤける口元を抑えることなくキスをしてれば目が覚めたのかAの手が俺の首に回ってきた。
Aの体を起こしながら俺もソファーに座る。
その間もキスはしたまま。
そっと唇を離せば真っ赤な顔をして潤んだ瞳で見てくる。
『……お、おかえり、』
俺とAの間にある俺の洋服を手に取ってみれば焦ったように目をキョロキョロさせてわかりやすく戸惑うAが愛おしくて仕方ない。
片寄｢ただいま、寂しかったの？｣
『……ほんの、ちょっとだけ』
ギュッと抱きついてきたAにフハッと笑えば怒ったように体を離して睨む。
でも睨んでるつもりなんだけど上目遣いになってるだけで俺を煽る材料にしかない。
片寄｢寂しい思いをさせちゃったからご褒美あげなきゃね｣
そう言ってAを抱き上げて寝室へ向かう。
片寄｢シャワー浴びてくるから大人しく待っててね｣
2人で寝る為に買ったキングサイズのベッド上に座らせてシャワールームへと向かおうとすれば、服の裾を掴まれた。
片寄｢？｣
『は、早く、戻ってきてね、』
片寄｢……了解です｣
さて、今日はどんな風に愛してあげようかな。
シャワールームへ向かう俺の顔は多分緩み切ってるんだろうなって思いながら脳内は俺の腕の中で甘い声を上げるAの顔でいっぱいだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1218人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうき(プロフ) - 面白いです。 (2019年10月11日 17時) (
レス) id: 9e39fec3dc (このIDを非表示/違反報告)
つくね - KRUMP... (2019年4月30日 12時) (レス) id: 0da8ec4672 (このIDを非表示/違反報告)
?? ラベン(プロフ) - (＞＜)さん» 私が書いている“三代目のプレイボーイ”の男主です。 (2018年9月20日 16時) (レス) id: 55b5b8a912 (このIDを非表示/違反報告)
(＞＜) - すみません、小松くんって誰ですか……？ (2018年9月20日 13時) (レス) id: d2a87cea11 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 小松くんと主人公ありがとうございました！！裕太くんとの喧嘩も平成をジャンプする方々とのお話もとっても楽しく読ませて頂きました！！ (2018年4月6日 13時) (レス) id: 06f92986dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラベン
| 作成日時：2018年3月18日 18時
