片寄の嫁と岩田の妹やってます。

◎ きっかけ 片寄涼太 ページ3

.







なんでこんな奴と結婚したの涼太くんって言われて思い出すのはちょうど1年くらい前のこと。




あの時俺は初主演映画をやっていて、本当に忙しかった。




Aに恋したのはずっと前のこと。




多分、武者修行してる時から。




7人の男の中に女1人って凄いなって思ってた。




もちろん最初は先輩の妹ってだけで甘やかされてんだろうな。って思ってた。




でも、そんなの関係なしに“岩田A”っていう1人の女の子に惹かれていった。




認めていなかったメンバーも武者修行を続けるうちに次第に認めていき、デビューする頃にはみんなが認めていた。




そんな頃から俺はAのことが好きだった。




同じ誕生日、同じ血液型、同じ生まれ年。




共通点が揃っていて親近感も湧き、仲良くなるのには時間がかからなかった。




だけど距離が一気に動いたのは去年8月のこと。




ある熱愛報道が出たんだ。




“GENERATIONS ヴォーカル 片寄涼太＆女優 土屋太鳳 リアル兄コマ？！”




映画の打ち上げの時に運悪く撮られてしまったものだった。




そしてもう1つ。




“GENERATIONS パフォーマー 岩田A、三代目 J Soul Brothers 登坂広臣 グループを超えた愛”




なんて発覚してしまい、その時Aは臣さんと岩さんの3人で食事をしていたものの運悪く撮られてしまったんだ。




一気に2つの熱愛報道が出てしまったことによって話し合いが行われたGENERATIONS。





片寄｢ごめん、｣


『……なんで謝るの？』


片寄｢え？｣


『ごめんって言うのは悪いことした時に言うものでしょ？

なに、ほんとに付き合ってんの？』





真っ先に謝った俺と違い普通の態度でいるAに腹が立った。




そしてなにより、Aの事を好きなのに勘違いされたと思ってむかついた。




俺はAの対象になってないんだって分かって悲しくなったんだ。





片寄｢付き合ってへんよ｣


『どうだか。インスタとかでも仲良さそうな写真載っけてるし、本当は付き合ってるんじゃない？』





Aの強がりを見抜けなかった自分がいけなかったんだけど、その時はそんな事見れないくらいに腹が立ってた。





片寄｢そういうAこそ、本当は臣さんと付き合ってんじゃないの？｣


白濱｢おいやめろって、｣





亜嵐くんが止めに入るのも聞かずに2人言い合ってればAが、







.

◎→←◎ 平和だ 片寄涼太

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す