片寄の嫁と岩田の妹やってます。

◎ バレンタイン ページ14

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ちょっと(いやかなり)遅いけど書きたくなったので書きます。








バレンタインデーと言えば女が男にチョコをあげるという行事。





『ほら、くれてやるよ』





けっ、と言いながら渡してきたAがくれたのは板チョコが3枚入ってる袋の中に入ってるものだった。




……うん、ありがとーと言いながらもう1度袋を眺めると苦笑しか出てこない。




料理が大の苦手なAは毎年こうやって袋の中に板チョコを敷き詰める。





白濱｢涼太には何渡した？｣


『は？知らねぇよ』





あいっ変わらず口悪いな…と思いながら涼太を見ればまるで怒られた仔犬のようにしょんぼりとしていた。




耳としっぽが垂れ下がってますけど、と言いたかったけどなんかそれ言ったら涼太が本格的に泣き出しそうだったから辞めた。





佐野｢なに、涼太くんなんかしたの？｣





おーーーーーーーーい！！！よく突っ込めたな。俺無理だよ、すご。





『知らない。』


片寄｢……ごめんって、｣





Aの手を握ろうとしたけど避けられてしまいもっと泣きそうになって謝罪の言葉を述べた涼太くんをガン無視したA。





小森｢なんかしたんすかね｣




Aの近くにいた隼が身の危険を感じたのかこっちに避難してきて2人でコソコソ話す。





関口｢土屋さんとか大野さん越智さんに可愛いチョコもらってニコニコしてた所をAが見ちゃったらしくて。

ま、嫉妬かな？涼太すぐ謝ったけどA怒っちゃって｣


白濱｢いや重！！！｣


中務｢まー、手作りチョコとかA作れないしありがとうって他の人に貰って笑顔だったの見てしんどかったんじゃないん？

Aの手見てみーや、めっちゃ練習したんとちゃうん？｣






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