五条悟は庵ちゃんが気に入らない

Aチーム ページ13

家入＆七海


七「これで全部でしょうか？」


家「うん、報告にあった呪霊は全部倒したよ。」


七「ふぅ。数が多くて手こずりましたね」


家「の割には余裕そうだったな。すげー強いじゃん。」


七「いえ、家入先輩の反転術式のおかげです」



家「かすり傷治しただけなんだけどな。終わったし飯いこ」


七「いいですね。」



Aチームは早くも任務を終え、食事を取るために店へと向かう。





店「いらっしゃいませー！2名様ですか？」


七「はい。」


店「お席へご案内します！」



入ったお店は最近話題のチーズフォンデュ専門店。


最近話題ということもあり、店内には若者が溢れかえっていたが運のいいことに2人席は空いていた。


家「ここ来たかったんだー。チーズフォンデュだけじゃなくてパンとか売ってんの。」


七「へぇ、専門店なのにパンがあるんですか。」


家「フランスのチーズを直輸入してるらしいよ。その関係でパンも一緒に仕入れてんじゃね？」


七「それは楽しみですね」


しばらくして店員さんが料理を運んできた。


店「お待たせしましたー！チーズフォンデュとフランスパンAセットです！」


家「おー！美味そう」


運ばれてきたチーズフォンデュを写真に収める。


七「凄いですね…千円でこんなについて来るんですか。」


七海の頼んだフランスパンAセットはフランスパンにバターを塗ったものに加え、クロワッサンやサンドイッチ、ドリンクまで着いてくるというお得なメニューだった。


家「いただきまーす。＿＿＿うまぁ……」


チーズフォンデュを口にした瞬間、口の中に広がる濃厚なチーズを噛み締める。


家「ふわとろ…幸せ〜」


七「ｯｯ！こんなに美味しいパンを食べたのは初めてです。香ばしさ、風味、食感、どれをとっても歴代最高だ……」


家「美食家かよ笑パン好きなの？」


七「まぁ、それなりに。」


家「私も持ち帰りで買ってこうかなー」


七「五条さん達にお土産ですか？」


家「いや？」ｽﾊﾟｯ


七「家入さんってあの二人に容赦ないですよね。」


家「そう？まぁ1年以上一緒にいるからねぇ。七海もアイツらと長くいたらそんな感じになるよ。」


七「灰原と庵さんですか？」


家「うん。こんな仕事だし、約束された明日なんてないんだから仲良くしとけよ？」


七「……そうですね。」

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