燃え上がったゴミ山の風景は今も心の中にあります。（良い話感）ここまで、読み飛ばし可』 ページ7
「キャンプファイヤーみたいだったよねあの時のグレイターミナル」
「呑気なこと言ってんじゃねぇよアホフウ」
どうも諸君。私だ。断じてアホじゃない。17になった。明日海に出る。山に置いていく弟二人が心配で夜しか眠れない。
今はエースと思い出話に花を咲かせている。ルフィは寝た。サボは死んだ。多分だけどね！まだ死んだって決まった訳じゃ無いからね！！
今でこそこんなに強気でいられるがその時はもう泣いた。ものすごく泣いた。二人に心配されるほどだったからたぶん余程落ち込んでいたのだろう。
「これからどこに行くんだ？」
「とりあえず北の海に行こうかなって。あとシャンクスに会いたい。じいちゃんにも」
「赤髪はともかくじいちゃんはやめとけ、海軍だろ」
「そういえばそうだね」
「やっぱアホだ」
「アホじゃないですー！それよりエース一回もお姉ちゃんに勝てなかったね。良いのこのままで」
「よくねぇ！今から勝負だ！」
「ふはは良かろう受けて立とうじゃないか」
結果-私の100勝0敗でエースの0勝100敗。
「本当に行っちまうのかフウ〜」
「海で待ってるぜ、未来の海賊王さん？」
「…すぐ追いつく」
「期待してるよ〜」
じゃ、と手を振り船に乗る。ルフィは今にも泣きそうだけどエースは無表情でお姉ちゃん悲しい。
漕ぎ出して数分、突然聞こえた大声。
「「フウ！！」」
「「愛 し て る ！！！」」
「！〜〜〜っこっちの台詞だよ愛してるー！！」
ああ、もう。まったくもってウチの弟たちには敵わない。
にやけた顔を隠すことなく気合いを入れて叫ぶ。
「出港じゃーー！！」
目指すは赤髪海賊団！
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トイレットペーパー - 気になって一気読みしました！とっても面白いです！更新待ってます！ (2022年11月6日 18時) (
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作者名：なてぃ | 作成日時：2018年11月12日 16時
