【リクエスト】ノゼルさんたち ページ17
「あ、ノゼルさんだ」
「セタか」
暇つぶしに王都を歩いていたら前髪三つ編みくんことノゼルさんに出会った。珍しく休みのようだ。
「ノゼルさんも暇つぶしですか？」
「お前もか」
残念なヤツ、と言いたげに鼻で笑うノゼルさん。あんたそれブーメランだよ。"も"って言ってるじゃん。
「せっかくだし一緒に遊びましょう！」
「…別に構わないが」
やったー！とその場で小躍りを始めるセタとそれを無言で見つめるノゼル。かなりシュールな絵面だ。
「ノゼルさん何処か行きたいとこありますか？」
「無いな」
「そういえば私たち暇人でしたね」
ここで問題発生。二人で遊ぶ事は確定したのだが、二人して行きたい所はない。どうしよう
「お、セタとノゼルじゃないか」
「フエゴレオンさんだー！こんにちはー！」
「えー、僕らは無視ですかー？」
「あ、リルにシャーロットにヤミさんまで」
団長多いなどうした、とセタは思う。彼らも暇なのか。
「暇だからここらへんうろついてたら会った」
｢やっぱり」
「んだよ悪いか｣
「悪くないですよ私たちもなのでだから抜刀だけはやめてくださいお願いします」
一般人！ここ一般人いるから！！と訴えるセタだが、自分の事は心配していない。流石というべきか何と言うべきか。
「てかなんでお前ら一緒に居んの？何、付き合ってんの？」
「いやいやいやなんでですか」
「ふざけるのも大概にしろ異邦人」
二人とも真顔だ。そして目がマジだ。人殺せそう。
「私的にはシャーロットとヤミさんこそ怪しいんですけどそこんところどうなんですか」
「セタ！？急に何を……！」
シャーロットの恋心を知っているからこそのセタのからかいに反応する彼女。その耳は微かに赤い。
「いやいやコイツこそ興味ねーだろそういうの」
「ヤミさんも興味なさそうですよねー」
「いやリルもなさそう」
えー、僕もあるよー。人並みには、と笑うリル。セタはコイツいつか絵が恋人とか言いそうだな、と思う。
そういえばフエゴレオンさんとノゼルさんは…と見るとライバル同士で話が弾んでいるようだ。
「よっしゃリル、ここはシャーロットとヤミさん二人っきりにしてあげよう」(小声)
「いいよー、じゃあセタは絵のモデルになってよー！」(小声)
「お安いご用だ」(小声)
「ヤミさん、シャーロット！私たち用事出来たから行くねー！ノゼルさんとフエゴレオンさんもバイバーイ！｣
その後彼らがどうなったかは誰も知らない…
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ユナイテッド - リクエストです。ユリウス様のカッコいい一面がみたいです！あと、激甘で！ (2019年2月26日 15時) (
レス) id: dde7d1d0e3 (このIDを非表示/違反報告)
なてぃ(プロフ) - スイカさん» 了解しました！気長にお待ち頂けるとありがたいです… (2018年11月20日 17時) (レス) id: 69e5ebb9f9 (このIDを非表示/違反報告)
スイカ - リクエストしたいです!ランギルスデートで、お願いします(>_<) (2018年11月20日 16時) (レス) id: ef7c238cbc (このIDを非表示/違反報告)
なてぃ(プロフ) - ルーさん» 了解しました！頑張ります！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: 69e5ebb9f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - ワンピース？やったー！！読みたいでっす！！私はペロスペローさんが大好きなので、彼推しでお願いします (2018年11月11日 22時) (レス) id: bdc5cefa28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なてぃ | 作成日時：2018年10月1日 15時
