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021 ページ22
流星｢僕が様子見に体育倉庫いったやけど｣
｢高橋がおらんくて｣
大吾｢は？｣
流星｢誰か助けたんやろかって思ったから｣
｢保健室行ってんけど高橋おらんくて｣
｢先生に聞いたらAちゃんが運んできたって｣
大吾｢女が1人で？｣
｢なにをしとんねんあいつ｣
｢ほんで？｣
流星｢帰ってったって言われて、｣
｢盗 聴 器も盗 撮 器も見てたんやけど｣
｢なんも聞こえへんしなんも写ってへんねん｣
大吾｢なんでお前ははよゆわへんねん！｣
｢もうええわ｣
ﾌﾟﾂ
これは多分高橋の仕業なんやろう。
あいつは全部気づいてた。
やからそういう機械は全部取ったんやろう。
やから俺らの手元にあるモニターには
なんも写らんしなんも聞こえへん。
そう思い俺は必死でAの家に走った。
ｶﾞﾁｬ
鍵はあいていた。
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作者名：虹 色 。 | 作成日時：2019年4月1日 23時
