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教室に入ってみると

いつもは席に座っているはずの恭平がいない

バシッ

『いでっ』

「おはよ」

『きょーへ、今日遅いね?』

「今日はあの後輩と来てたんや」

『うん、なんかたまたま家の前いたの笑』
『大吾くんが朝練で私1人だったから笑』

「なあ









それってほんまにたまたまなん?」





『は?』
『いや、なにいってんの笑』
『あたりまえじゃん』

「ならええんやけど」
「なんかあってもしらんで」


『・・・?』


恭平はなんかを知っているのかな...?

でも、悪い人なわけないよね…?

そう心に言い聞かせるけど

まだ話したこともないような先輩と

わざわざ行くのは不自然なのかな?

でも恭平が言っている意味は

私の頭の悪さからかイマイチ分からなすぎて


聞かなかったふりをした。

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作者名:虹 色 。 | 作成日時:2019年4月1日 23時

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