12涼介side ページ12
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”あ、あの!!______”
声のする方を見るとそこにはずっと話したかった、だけど話しかけれなかった大好きな彼女がいた。
涼「...?俺ですか??」
あ「あの、、、えっと、、、」
俺、何か落としたかな?
彼女は何か困っている様子だった。
涼「えっと、何か?」
俺がそう聞くと彼女は何か決心したかのように俺の顔を見つめた。
そして、彼女の口から発された言葉は予想外のものだった。
あ「あの、、!いつも図書館に来て勉強している姿凄くかっこいいなって思ってました!」
かっこいい?俺が、、、?
涼「え、、、あ、ありがとう。」
あ「ずっと好きでした!あの、、、良かったら受け取ってくださいっ!」
そう言って彼女は頭を下げた。
夢みたいだ。
手の届かない相手だと思っていた彼女が今、俺にチョコを渡してくれている。
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涼「ありがとう。」
俺は彼女からのチョコレートを受け取った。
なのに一向に顔を上げようとしない君。
涼「顔、、上げて?」
あ「あ、、すいません。」
涼「古川Aさん。」
咄嗟に俺は彼女の名前を呼んでいた。
あ「え、、、!?」
やっぱり驚いている彼女。
俺も自分で言って驚いている。
涼「なんで知ってんのって思ったでしょ(笑)この前図書館に忘れて行ってたよ。」
そう言って俺は、鞄に入れていた彼女の参考書を渡した。
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いちご - おつかれされさま!最初は自分の勘違いとかあってどうなるのかな?って思ったけどお互い気持ちが伝わって幸せな時間を過ごせてすごいキュンってした!素敵なお話をありがとう!! (2016年7月16日 8時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» ありがとう(;_;)これからも飽きない小説書いていくね! (2016年7月8日 16時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - お互い大人になって学生みたいに騒いでるけど、でも、大人の雰囲気もあって読んでて本当に飽きない!! (2016年7月8日 10時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ずーっと読むよ!!!!楽しみにしてる! (2016年4月21日 22時) (レス) id: 5f8adfa1f5 (このIDを非表示/違反報告)
Y・H(プロフ) - いちごさん» コメあり!!良かった良かった!これから読んでください! (2016年4月20日 19時) (レス) id: 1f5a06af05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Y・H | 作成日時:2016年3月14日 14時