【鬼滅の刃】恋柱の継子ちゃんが可愛すぎる！

捌 ページ12

炭「鬼を人間に戻す方法を知らないか！？」


鬼「ｸﾞｵｵｵｯ!!」


『その鬼もダメみたいですね...！』


日が沈んでから数時間、炭治郎さんと私は出会った鬼に呼びかけているが、飢餓状態のせいか全く聞いてくれない。


炭「話を聞いてくれ！.....水の呼吸 肆ノか...たｯ!?」


『炭治郎さん！？......上かｯ！！』


木の上から鬼が炭治郎さんに向かって鋭い爪で斬りかかった。

大丈夫、間に合う！！


『蜂の呼吸 参ノ型___刹那ノ刺突！』


((ｻﾞｼｭｯ!


鬼「ｷﾞｬｱｯ!」


蜂の呼吸最速の突き技、刹那ノ刺突(せつなのしとつ)。

他の呼吸の突き技とは違い、突く時の威力と発生する斬撃で一瞬で頸を飛ばしてしまう。


上の鬼の頸飛ばすと同時に、炭治郎さんが目の前の鬼の頸を斬った。


炭「ありがとう、助かった！」

『どういたしまして！この調子で頑張りましょう！！』


・


それから私達は...



『こいつも飢餓状態ですね...。使えないです！』

炭「駄目か...」


・


炭「水の呼吸 弐ノ型...！」

『蜂の呼吸 壱ノ型...！』

((ｽﾞﾊﾟｯ!!


炭「援護ありがとう！」

『任せてください！』


・


(包帯グルグル

『うん、額の怪我は少しマシになったみたいです。明日、帰ったら適切な治療をしてください！』

炭「良かった...。ありがとう！」

炭(近い近い近い！良い香り！！耐えろ！！！)


・


...そして、選抜が始まってから七日が経ち......


炭「ぜぇ...はぁ....」

『無事終わりましたね...！』



私達は、最終選別を終えた。

結局鬼を人間に戻す方法はわからなかった。



...師範に会いたい。早く帰りたいです。


炭治郎さんの元を離れ、一番後ろでご褒美の蜂蜜を食べてそう思っていると、視界の端に奇妙な人が見えた。

...猪頭の人なんていましたっけ？


道のない藤の花で敷き詰められた所をｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！と駆け下りていく姿は本当に猪のようだった。速い...！



...もぐもぐ...蜂蜜美味しい...。早く終わってほしいです。



「「おかえりなさいませ」」



ぼーっと蜂蜜を舐めていると、ご子息様方がおいでになられた。


そのあとは炭治郎さんがご息女様を殴った不死川さんの弟さん(?)の腕を折ったり、玉鋼の選択や採寸などが行われた。


やっと解散の声がかかり、私はご息女様の手当をした後、カナヲちゃんと炭治郎さんに別れを告げてそそくさと山を降りて屋敷まで全力で飛ばした。


...


......調子乗りました死にそう(疲労がきた)

玖→←感謝！！！

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