転生したら推しの飼い猫なってて天国か地獄かよくわからん。

５　朝。こんな推しでもかわいい！ ページ7

ひ「ふぁぁぁぁ...うん？...あ、そっか。」


ぽかぽかとする日の光で起きたはいいが、見慣れない景色に思考停止。

けれど、すぐに推しの飼い猫に転生したのを思い出し、納得した。


ひ「今日のさとみ君の予定は何かなぁ〜」


もし、遊べるなら推しを独占したい。

今日は...８時半から苺スタジオでダンスレッスン。

今度ライブがあるって発表したからな。

で、今は何時d...はあああああ！？


ひ「遅刻じゃん！」


現在時刻、８時。

この家の住所(電柱からわかりましたｗ)は、東京都苺区ゆりが丘三丁目。

苺スタジオへの距離...私の知識(つってもテレビだけど)をフル動員すると。

必要移動時間は４０分。


ひ「さとみくんおきて！遅刻だよ遅刻！」
さ「スピー」
み「え、飼い主様は遅刻するの？おい、シャル。起こすぞ。」
シ「あいーす」
ひみシ「「「おきてーーーーー！！！！」」」
さ「ぅん...？おはよう、ひな、みみ、シャル。どうしたの？」
ひ「ほれ。時計。」
さ「時計見ろってこｔ...うわああああああああああああああああああ！？」


ようやく気付きましたか。

そうです。あなたはこれから遅刻します。


さ「噓でしょ！？噓でしょ！？噓でしょ！？」


生で嘘でしょ！？を聞けました。
普通にイケボで草しか生えない


ひ「嘘じゃないよ...」
み「直ぐ仕度してリハーサルとやらに行って。」
シ「やまととモカは俺らで何とかする。」
さ「...ありがとう。じゃあお言葉に甘えて行きます！」
ひみシ「うん、いってらっしゃい。」
さ「いってきまーす！」
バタァァァン


( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．


シ「なぁ、ひな。みみ。」
み「どうしたの？」
シ「主人。

















　いまパジャマで出かけなかったか？」
み「また？」
ひ「またって何！？」
み「飼い主様はパジャマで外出することがあるの。」
シ「コンビニのような短い外出はもちろんだけど...」
みシ「「遅刻しそうなときは寝ぐせも直さずパジャマで出かけちゃうんだよね...」」
や「こんなんがしょっちゅうだからもう慣れたほうがいいよ。」
モ「そうそう、２回に一回はこんな感じ。」←翻訳します。
ひ「まさか本当だったとは...」


まぁ推しだから許す。


や「おなかすいたなぁ〜」
？「ご飯だよ〜！」
み「ほら、ご飯の時間だよ。」
ひ「これが動画で見た自動ご飯か...」
一同「ゑ？」

ーーー

お気に入りとヒット数がすごくてさらに関連作品で13位ということにやっと気付きました...
ありがとうございます！

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