転生したら推しの飼い猫なってて天国か地獄かよくわからん。 (ページ5)

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３　うん、かっこいい。ページ5

さ「あれ、ひなうとうとしてる。もう眠いの？
　もうおそいからかな。じゃあ、一緒に寝よう？そろそろ寒くなってきたしね。」

え、それって絶対に私しんじゃう奴じゃん。

絶対に尊い。

さ「よいしょ。」

え、抱っこ？

うん、最高です。

そっと優しい手つきで抱っこをするあたり、本当にひなちゃん(私だけど)

をかわいがっているのがわかる。

ただ、ほかにも猫は飼っているわけで...

さ「シャルー！お前は今日もかわいいな！ほら。一緒に寝よ？」
さ「みみ！今日も相変わらずかわいい～！おいで？一緒に寝ようよ！」
さ「や～ま～と～！今日こそは一緒に寝ような？ほら、おいで？」
さ「モカっ！おいで～！皆で寝よ～！」

どんどん推しがとられてゆく...

いや、私のものではないのだけど。

ひシみやモ「「「「「さとみくん、狭い。」」」」」
さ「みんな同時に鳴くじゃんｗ狭いの？」
ひシみやモ「「「「「あたり。なんでわかったの？」」」」

よくわかったな。

そしてもう一つ。

み「へぇ～、じゃあひなちゃんは転生者なんだね～」
シ「どうりでいつもとなんか違うと思ったよ。」
や「ひなの言うことが本当だとは思えないけど、なんとなく違うって思うから信じる。
　主さんは結構癒し求めてるし、スキンシップも多めだから気をつけて。」
モ「？？？？？？？？」

意外と(？)みみ、シャル、やまと、モカは優しい。

私の「私は実は転生者だ。そしてAが前世の私。」という

とてつもない話を信じてくれて、この世界の...というか、推しのことを教えてくれた。

全部、放送には話していない内容で、推しの新しい面を知れた。

全部、超絶かわいかった。推しが。

でも、一つ微妙なとこがあって。

モカの言葉がわからない。

私は元人間で、人間の記憶があるからさとみ君の話すことが

総て、完璧にわかる。

(ほかの3匹はぼんやりとしかわからないらしい。いつも言われてるのはわかるっぽい。)

でも、犬の言葉はわかるわけないよね！？

ひなはネコ。ネコ科。

モカはイヌ。イヌ科。

話す言語が全然違うんだよ...

だからなのかすごく身振り手振りしっぽ振りが多い。

といっても、モカについて話している放送と動画は見てるし、

知識もあるからなんとなくわかる。

私の話は信じているようで、よろしくね！と言っているっぽい。

さ「ところでさ。」

え？

なんですか？

さ「さっきから何の話してるの？」