42話 自分を追い込め！選手宣誓 ページ6
会場に入ると、たくさんの観覧者がいた。
「う、うわ…思ったよりたくさんいるなぁ」
「爆豪さ、お前緊張したりしないの？」
「ただただあがるわ！！」
「どうしよAちゃん…。あたし緊張で吐きそうやわ…」
「…全部お餅だと思えばいいよ。」
「はっ！さっきよりめっちゃ楽になってきたよ！！」
「それは良かった」
その後も普通科、経営科、サポート科と続々に入場し
審判であるミッドナイトも到着
「選手宣誓！1年A組、爆豪勝己！」
「え、かっちゃんなの！？」
「あいつ一応入試一位だからな〜」
その名前が呼ばれた瞬間、周りがざわつく
それもしょうがない。
だって先日「上に上がれば関係ねぇ」と、教室前にきていた大量の生徒に散々煽ってたからね。
「せんせー。俺が一位になる。」
当然あたりはブーイングにつつまれる。
大きな声を出すのはやめてほしい。
私一応熱あるんだよね。
「さあ！早速第一種目の発表だよ！！
第一種目…それは、障害物競走！！！
このスタジアムの外周約4キロを、コース外れなければどんな手を使ってでも走り抜けるのが条件よ！
さあスタート地点に行きなさい！」
スタート地点は狭いトンネル状の出入り口前
まず、ここで混雑するだろう
私の体力的に4キロ全て光速移動はむりだ。
あー
考えてるだけで頭痛がする
だめだ、ネガティブ思考はだめだ。
まず、生徒全員を後方に移動させて、
普通にトンネルを抜けよう。
「それでは、！！
3、、、2、、、、1！！！！」
「個性発動、広範囲移動！！！」
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作者名：rizu | 作成日時：2020年3月21日 1時
