79話 サー・ナイトアイ ページ47
「まあ1日目は職場体験というよりかはAのじつりょくをみる。そこで、
ミリオと対戦してもらう。」
「通形先輩と？」
「Aちゃん！ミリオ先輩でいいんだよね！
多分サーは、体育祭で君の欠点を見つけられなかったから、ここではっきりさせたいと思うんだ！」
たしかに、わりかしぽんぽん勝ち上がって行ったからなぁ
トーナメントはどれも大変だったけど、必殺技も決まったし。
「とりあえずジムへ行く。バブルガール！！
2人を連れて行け。私は少し書類を取ってくる」
「はーい！」
バブルガールはサーのサイドキックらしく、とても愛嬌のある方だった。
「あの、ミリオ先輩。先輩てきには私の弱点とか、見つけてたりします？」
「うーん、光速という個性ってさ、なんでもかんでも動かせちゃう訳じゃない？ものすっごく早く。」
「はい。」
「俺的にはさ、もしこの先君の速さになれるような敵にでくわしたとき、
君は、光速か、ゼロか。それしか選択肢がないんだよ。
つまり、スピード調整とかじゃなく、速さがきょくたんなんだよ！動きが止まれることがなくても、
姿の見えない敵だって現れるかもしれないしね！」
「！！！それは、考えたことなかったです」
さすがビッグスリーだ…
ジムに入ると、闘技場のような場所があり、
ここで戦えと言われた。
「制限時間は5分。ミリオの体のどこかにAが捕縛テープを巻き付ければミッションクリアだ。」
そして、戦いははじまった
「！！！！先輩がいない！？」
始まったときには目の前にいた先輩はどこにもおらず、いつのまにか私は背中から強烈なパンチを食らっていた。
「さあ！俺の動きをよめるかな！？」
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作者名：rizu | 作成日時：2020年3月21日 1時
