もし女神でないのなら [2] (ページ39)

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74話　祖父母宅へページ39

後日、私の事情を聞いた祖父母が私を引き取ってくれると言った。

ミッドナイト先生の家にいつまでも居候するのは悪いので、私はそれに乗ることにした。

私がお礼を言えば、またきてもいいと、先生は言ってくれた。

私の祖父母は父方と母方で仲が良く、一緒に暮らしているので、実質これから私は5人暮らしとなる

4人とも有名なヒーローであるため、経済的に余裕があるんだとか。

ミッドナイト先生の家まで母方の祖父が迎えにきてくれた。

でも、私はやりたいところがあった。

「明爺、私の元の家よれる？」

「いいが、なぜ？」

「近所に、挨拶しに行かないと。」

私の家には警察の虎テープが貼られていて、立ち入り禁止となっている

裏に周り、爆豪君の家へ回ってもらった。

インターフォンを鳴らすと、光己さんがでてきた。

「あら？Aちゃん！何気に初めて会うわね！」

「ご無沙汰してます。家に傷がついたりとか、なかったですか？」

「私たちは全く害なかったよ…。Aちゃんは大丈夫？」

「はい。大丈夫ですよ。あの、、」

「あ、勝己呼ぶよ！」

私の顔を見て察してくれた光己さんは爆豪君を呼んできてくれた。

「…よお。」

「爆豪くん、私もう、あの家で暮らせないの。
だからもう、一緒に学校にはいけn「お前の家、どこだよ。」…え？」

「迎え行く。家が変わったって関係ねえよ。」

「…えっと、ここ曲がったとこにある大きい街道を上りにまっすぐ行って、

坂があるんだけど、そこ登ったらつく…けど、
山の中だよ！？」

「いい、迎え行く。じゃあな。」

そう言って玄関を閉めてしまった爆豪君。

やっぱり耳は真っ赤だった。

私の祖父母はみんな山派で、
万丈一致で山に古民家風の家を建てるとなったらしい

家に着くと、祖父母勢揃いで私を迎え入れてくれた。

お正月かよと思うくらい豪華な食事が用意されていた

きっと、私を元気付けたいのだろう。

美味しいご飯に思わず目が潤んだ私でした。