もし女神でないのなら [2] (ページ34)

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69話　爆豪side ページ34

今日の授業ノートをあいつに見せてやろうと

家によった

しかし、あったのはいつものあいつの家じゃなかった。

「ご覧ください！こちら光谷一家の住宅なのですが、

敵の襲撃により一部焼き焦げております！

清成さんは怪物となり果て、妻の明美さんを殺害

弟の聡太くんは、現在誘拐されており警察が捜査を遂行しています。

姉、Aさんですが、

高校生ながら強個性を行使し、怪物を撃破。

火事も自力で抑えたそうです！」

「は？」

玄関前にいたマスコミの話は、耳を疑うものだった。

俺はすぐに家に帰り、ババアに事情を聞いた

「Aちゃん、精神状態が良くないみたいよ。

1人の警官が敵に脅されて誤情報を流したらしくてね。

助けてくれる人がいなかったんだって…。」

A…俺がいれば！！！！

「ババア！！！あいつどこにいる！！！」

「今病院にいるらしいけど、警察が厳重警戒してて
中には入れないよ。

勝己、あんた、分かってるね？

今行ったら、Aちゃんに迷惑がかかるんだよ！」

俺は、なにもできねぇのか。