もし女神でないのなら [2] (ページ33)

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68話　オールマイトside ページ33

塚内君に、犯人逮捕の連絡を受け現場に来た私だったが、、、

「塚内君！これはどういうことだ！！！」

　
「部下が命おしさに、敵に脅され私に誤情報を流した！！

おそらく敵達はもう光谷一家のもとにいる！！！

急げオールマイト！！！」

私は急いで光谷少女の元へ急いだが、

時はすでに遅し

一部が焼け焦げた家の中に

ポツリと少女は佇んでいた

その顔に、光は映らなかった

足元に転がる巨大、脳無

そして、

数時間前までいた弟の聡太少年はおらず、母親であろう人物は血の海を作って倒れていた。

「オール、マイト。」

「…光谷、少女…私は___！！！」

「いいよオールマイト。

所詮はこんなものだって分かったの。

平和の象徴なんて、いなかった」

今まで何人も救えなかった人はいた。

しかし、1人の教師として私は

まだ16の少女の心を

酷く傷つけてしまった。

「あと、資格ないのに個性つかってしまったこと、

申し訳ないと思っています。」

私の横を通って警察の方へ向かった彼女の顔は

私ですら、恐ろしいと思ってしまった。