12話 ページ13
翌日から雄英高校での潜入操作が開始された。
1日目は、実技体験と称して
生徒がプロヒーローと戦うというもの
2日目は、個別相談
生徒たちが、自分たちのどこを伸ばすべきか、どの分野が得意なのかを会話や行動を通してプロヒーローに分析してもらう
3日目、ミニ体育祭
その名の通り、体育祭の縮小バージョンを行う
爆「クソめんどいな！！！」
切「まあまあ、これも仕事だからな。
そういえばよ、爆豪。Aがどこにいるか知らねえか？ テレビでは活動限界がどうとか…」
爆「あいつなら、おれんちにいる。」
切「え、あ、まじ？まじなのそれ？結構あっさり言ったけど、俺聞いても良かったの？」
爆「だれにもいうんじゃねえぞ。クソ髪」
切「久々に聞いたぜ！クソ髪呼び！！」
1日目は、特にブラックホールのような個性のサイトは見られず、
明日明後日のより生徒と深く関わるイベントで情報を収集するとのことになった。
爆「切島、お前今日おれんち泊まれ。」
切「え！いいのかよ！ちょー嬉しいぜ！
Aに会うのも久しぶりだし！」
爆「連絡もとってなかったんか。」
切「いや、なんかもうレベちなヒーローになっちまったじゃんかあいつ。もう話すのおこがましいとか勝手に思っちゃってさぁ。」
爆「あいつはそんなこと一ミリも考えず呑気に過ごしてんぞ。」
切「あ！てことはよぉ〜爆豪くん、手料理食べた？」
爆「あ？きてからは三食あいつが作ってる。
俺が作るって言ってんのによ。」
切「そうか〜A、ついに願望叶えたのかぁ。」
『切島爆豪くんと仲良いからいいそうだなぁ〜』
『言わないって！！そっかーやっぱAは爆豪が好きだったんだな！
爆豪に手料理食べてもらえたらよ、次は俺のために作ってくれよな！』
『それはもう、喜んで。』
爆「あんだよ、願望って。」
切「いーや？別になんでもねえよー」
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作者名：rinshuni | 作成日時：2020年3月6日 16時
