最愛の義妹。２【エイトフットのジョー】 (ページ8)

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A「どう思いますか～～？お兄ちゃんはホントに男ですか～～～？？」

マ「だから、何で私に聞くんだい…。他の女子とかいただろう。というか、A酔ってる？」

A「失礼な！酔ってないよ！普通に正気だよ！」

ああ～もう！私は何でこんなにグダグダしちゃうんだろう。
私ばっかりお兄ちゃんの事考えてるみたいで悔しい。
お兄ちゃんも私の事で悩んでくれたらいいのに。

マ「私にはエイトフットが何も考えてないようには見えないけどね。」

A「どういうこと？」

マ「男なら誰もが考えそうな事さ。エイトフットは別にAを避けてる訳じゃないよ。」

A「…？結局どういう事なの？」

マ「さぁ？私からはなんとも。自分で確かめたほうがいいと思うよ。」

マルフィは確実な答えをくれない。
あくまでも私に考えさせようという魂胆のようだ。
くそぅ、悔しい…。
私の足りない頭じゃ考えられる事が限られてくるよ…。

A「お兄ちゃんに何で手出してくれないの？って聞けばいいの？そんなのはムリ！！恥ずか死ぬ！」

マ「…Aは考え方が極端なんだよ。もうちょっと回り道してもいいんじゃない？」

なるほど、回り道…。
私が少し考え過ぎだったのかな。
ちょっとゆっくり様子を見て、それから考えよう。
まだ私たちは始まったばかりなんだ。
焦るような時期じゃないよね。よし、もっと心に余裕を持とう。
とりあえず…

A「お兄ちゃんの布団に潜り込んでくる！」

マ「なぜその考えに至ったんだ…。ごめん、エイトフット。私にはあの子は止められないよ…。」