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その後、映画を観て、ショッピングモールをぶらぶらしていた。
「Aちゃんこれ似合うんじゃない？」
『ネックレス？』
そうおすすめされたのは、ハートのモチーフがついたシルバーのネックレスだった。
確かに、かわいかった。
けど、
『んー、いいや。次行こ？』
「うん。」
.
.
そして、その後もショッピングを続けていると、
「あれ、竜生じゃん。」
竜生くんの名前を呼ぶ、男女3人組に出会った。
その3人は、見た目がちょっと怖かった。
私が今まで出会ったことがないような感じの人たちだった。
『え？』
「っ、Aちゃん向こう行ってて。」
「あれー、彼女？」
「お前らには関係ないだろ。」
「へー、次はこーゆう子なんだぁ。前の子、咲良だっけ？里香だっけ？真由だっけ？まあ、今までとは全然違うねー。」
そんなに？
竜生くん、慣れてないって言ってたじゃん………。
「っ、お前らいい加減にしろよ。Aちゃん向こう行ってて。」
「へぇ、Aちゃんって言うんだー。Aちゃんさぁ、こいつの昔知ってる？笑」
『え？』
「ちょ、やめろ！」
「まあまあ。常に俺らとつるんでて、今はこんな見た目してっけど、相当荒れててさあ。女遊びだって、激しかったんだぜ？毎日女取っ替え引っ替えでさあ。」
『え………。』
「っ………。」
あまりの衝撃に、頭がついていかなかった。
竜生くんに、そんな過去が？
そして、嘘だと願いたかった。
「ま、こいつはやめとけってこと。笑」
「私たちからのアドバイス的な？笑」
「じゃ、竜生またなー笑」
そう言い、3人組は去っていった。
『………竜生くん、』
彼の顔を見ると真っ青で、今にも泣き出しそうだった。
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ひな(プロフ) - 花恋さん» コメントありがとうございます！これからも更新していく予定ですので、よろしくお願い致します！ (2021年1月26日 23時) (
レス) id: d564912068 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - とても素敵な作品ですので、更新待ってます！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 1e99b1c869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2021年1月24日 23時
