004 ページ4
「はあ？！」
「ん？どーしたのうっちーくん？」
「ありえない！ありえない！ありえない！」
昼休み、Aちゃんから来たメッセージ。
その内容は、お弁当を一緒に食べられないというものだった。
ありえない、ありえなさすぎる。
俺が入学以来、ずっと一緒に(たまに深田も一緒だったりしたけど)お弁当を食べてきた。
なのになんで！
「ん？そうちゃんごめん！今日お弁当一緒に食べられない！ごめんね！か。」
「読むな読むな！」
「女友達じゃない？」
「違う！って言ったら失礼だけど違う！Aちゃんはいつも俺のほう選んでくれるもん！」
これは、絶対絶対、
「元木湧だ！元木湧ぅ！よし、決めた。深田、俺、今からAちゃん取り返しに行くから！」
「えぇっ？俺も？」
「ほら、行くよ！」
「えぇー。」
嫌がる深田も無理矢理連れて、Aちゃんを探しに行く。
「お願い、着いてきて！俺と深田の仲じゃん！ね？」
「しょうがないなぁ。」
「ありがとぉ！」
やっぱり、深田はいい奴だ。
うん、深田と友達でよかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 536人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひな(プロフ) - 花恋さん» コメントありがとうございます！これからも更新していく予定ですので、よろしくお願い致します！ (2021年1月26日 23時) (
レス) id: d564912068 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - とても素敵な作品ですので、更新待ってます！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 1e99b1c869 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひな | 作成日時：2021年1月24日 23時
