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そして翌日。
そうちゃんが家に来る前に家を出た。
なんか、いくら元木くんにああ言われたとはいえ、そうちゃんに申し訳なかった。
こんなこと彼に言ったら、また怒られるんだろうけど。
学校に着くと、当然先生に怒られた。
けど、今回は大目に見てもらえた。
ただ、次はないぞと釘は刺されたけど。
「Aちゃん。」
『わっ、そうちゃん？』
教室にいると、いつもとは違うそうちゃんが現れた。
表情を見る限り、かなり怒っているようだった。
そりゃそうだよね。
昨日の昼休みから行方がわからなくなってたんだもんね。
けど、今はそのそうちゃんの気持ちが辛かった。
そうちゃんの顔か、怒っているような顔から泣きそうな顔に変わる。
「………バカ！Aちゃんのバカ！」
『ごめん。』
「放課後いつもんとこ来ないし、探してもどこにもいないし、メッセージも全部未読スルーだし。俺がどんだけ心配したと思ってるの？！」
『っ、ごめんなさい。』
こんなに怒っているそうちゃんは初めてみた。
それぐらい、心配させてしまったんだ。
さらに罪悪感が襲ってくる。
「………けど！」
『そう、ちゃん？』
「なんもなくてよかった。本っ当によかったぁ………。」
『………心配かけてごめんね。』
「後でなにがあったのか全部話すこと。そしたら許す。」
きっと、そうちゃんの彼女になれたら幸せなんだろうな。
誰よりも幸せにしてくれるんだろうな。
けど、深田くんじゃなきゃダメなんだ。
私が好きなのは、彼なんだ。
そう思ってしまう自分が自分で嫌いだ。
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ひな(プロフ) - 花恋さん» コメントありがとうございます！これからも更新していく予定ですので、よろしくお願い致します！ (2021年1月26日 23時) (
レス) id: d564912068 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - とても素敵な作品ですので、更新待ってます！ (2021年1月25日 21時) (レス) id: 1e99b1c869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2021年1月24日 23時
