僕たちを忘れていく君に。2 (ページ45)

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Story.93 ページ45

高橋海「いやー、久しぶりにAちゃんに！」

岸「相変わらず可愛いんだろうなー。」

約束の場所に着くと、海人と岸さんはこの状態。

永瀬「Aが可愛いのは当たり前やろ。てか、絶対口説かんといてな？」

神宮寺「別に廉のものでもないのに？」

永瀬「あいつは俺の一番やから。」

平野「はは、相変わらずだな。」

紫耀がそうぼそっと言ったのを、聞き取れんかった。

永瀬「なに………あっ、大吾からや。」

タイミングがいいのか悪いのか、大吾から連絡がきた。

西畑「ごめんっ！ハプニングにより、少し遅れる！キンプリさんにも伝えといて！」

ハプニング………？

もしかしてAになんかあったか？

そう心配になったけど、とりあえず、

永瀬「なにわ男子のみんな、諸事情により少し遅れるって。」

そう伝えた。

平野「てかさ、なんでいきなり会うことに？」

永瀬「っ、後でちゃんと説明するから。」

平野「そう？」

病気のこと話すのは、やっぱ本人からが一番やと思う。

やから、バレんようにせんと。

ま、こいつらなら大丈夫か。